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大多喜町にて その2

2018年5月6日。

チーズ工房千の月に一度の営業日。

私が手伝いになれたかどうかはわかりませんが、

とにかく楽しかったー!!

 

キッチンスタッフのみほちゃんが、やってきました。

夜勤明けで寝ていないのです。

しかも、みほちゃんは7日の上映会の主催者。

ハードです。

かなちゃんとみほちゃんは初対面。

チーズ、提供する食事や飲み物の準備、

掃除、バーバラの書の展示などなど、

朝からみんなでお客様を迎えるために準備をします。

10:30、神棚のある部屋に集合します。

親方の千代ちゃんが仕切ります。

 

 

 

 

自己紹介、今日の流れなどをみんなで確認し、

神棚にみんなでパンパンして祈ります。

そして一日をスタートさせます。

千代ちゃんはこれを大事にしています。

 

 

チーム千のメンバー一人ひとりが、

いい緊張感を持って自分の仕事をしています。

一緒にいて、それがなんとも気持ちいいものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなちゃんは、夕方、福島へと帰って行きました。

とっても楽しんだようです。

 

無事、営業終了。

 

 

かおりちゃんのまかないご飯。

 

 

 

お疲れ様でした!!

 

 

千のチーズ。

いい一日でした。

ありがとうございました。

千代ちゃんの家でお風呂に入らせてもらい、

私とかおりさんは、みほちゃんの家に移動しました。

明日は上映会です!

大多喜町にて その1

2018年5月5日。

私は大多喜町(千葉県)に向かいました。

7日のまことの里での「風のたより」上映会に向けて少し早めに入ることにしました。

猪苗代のかなちゃんも大多喜の上映会にぜひ行きたいということで、

羽田空港で待ち合わせして、合流しました。

ただ、かなちゃんは会社の休みが取れず、1泊して上映の前の日に帰ることになりました。

でも5月6日はチーズ工房・千の月に一度のチーズの販売日です。

人手があると助かるということで、私とかなちゃんも手伝いをすることになりました。

私は数日前に帰国したばかり。

まだ興奮冷めやらないところでしたので、バスの中でずっとかなちゃんとしゃべっていました。

大多喜に着くと明日の営業日に向けて忙しい中、千代ちゃんが迎えに来てくれました。

この日は千代ちゃんの家に2人で泊めてもらいます。

「今晩はうちは賑やかだからね。」と千代ちゃん。

バーバラ

むっちゃん

ちょうど、千代ちゃんの友人・屋久島の書道家のバーバラとバーバラを手伝っているむっちゃん、ニュージーランドからかおりさんも遊びにきてました。

かおりさん

かおりさんはニュージーランドで食に関わる仕事をしていて料理がうまいのです。

合宿生活の食事担当みたいになっていました。

この前日バーバラは、千代が年に1回企画している寺子屋というイベントで、子供たちと一緒に作品を作ったりしていました。

かなちゃんが福島から持ってきてくれたお酒などを飲みながら、

6人でとても楽しく夕食を囲みました。

左からかなちゃん、千代ちゃん、バーバラ

明日の営業日は、母屋の千の間を解放して、バーバラの作品展も合わせてやるそうです。

私たちはその準備を手伝うことになりました。

千代ちゃんは、いつも面白い人に出会わせてくれます。

ありがとうございます。

ワルシャワでの再会

ブリュッセルのシネマノバでの上映が決まった時、

ワルシャワに寄ってから帰ろうと決めていました。

それは、昨年10月のヤマガタ映画祭の最終日に、

ホテルの地下の温泉で、偶然ポーランドのアナに出会い友達になったからでした。

その前日、映画祭の表彰式の日、アナはロバート&フランシス・フラハティー賞を受賞しました。

私は彼女の映画を見ることができなかったし、映画祭期間中に話もしたこともなかったのですが、スピーチを聞いていて、なんだかとても親近感を持ちました。

アナは翌日の朝、ポーランドに帰国するということでした。

温泉に一緒に入って話しているうちに、もう少し話をしたくなり、

その晩は明け方まで私の部屋で飲みながら語り合いました。

私が北海道に戻って間もなく、彼女からメールがきました。

私もすぐに返信をしました。

それから私はポーランドについての本を読んだりして、

日本とポーランドが意外と深い関係があるということを知ったりしました。

私の返信からしばらくの間、アナからのメールが来ませんでした。

後でわかったのですが、私からのメールが迷惑メールに入ってしまうとのことでした。

ブリュッセルでの上映が決まってすぐに、ブリュッセルに行きますとアナにメールをしました。

彼女は上映を喜んでくれて、上映後すぐに帰国してしまうの?という返信がきました。私がワルシャワへ行くつもりだというメールを返信しましたが、それはどうやら迷惑メールに入ったらしく、その後何度かメールをしたのですが、返信はありませんでした。

私はアナに会えなくてもポーランドは行ってみたいと思い、旅の最後の日をワルシャワに滞在することにして、そこから日本に帰国することにしました。

ブリュッセル滞在中も何度かメールをしてみましたが、やはり迷惑メールに入っているようで、返信はありませんでした。

連絡が取れないまま、私はワルシャワに入りました。

最後の晩に、ダメもとでアナにメールをしました。

「今、ワルシャワにいます。明日帰国します。」と。

翌日、午前中に市内の公園を観光をしていたらメールがきました。

アナからでした。

「今どこにいるの?ここに電話して」と。

すぐに電話しました。

私の英語に難があったけど、無事市内のレストランで会うことができました。

ミラクルです!

ダメもとで送った最後のメールが、なぜかちゃんと届いたのです。

ヤマガタで会って以来の再会でした。

すごく嬉しかったけど、とにかくメール問題を先に解決しなくちゃと、

お互いのメールがきちんと通じるメールアドレスを探るのに時間を要しました。

私が送った今までのメールは、アナの膨大な迷惑メールの中に埋れていました。

ありゃー、こりゃ探すの大変だわーと思いました。

アナは映画を学生に教える仕事もしているそうで、

この後、授業に行かなくてはいけませんでした。

メール問題が解決して、残りの時間でブリュッセルでの上映のことなど、ざっと話をしました。

お昼過ぎに会えて、2時くらいまで話ができました。

私もちょうど2時過ぎには空港へ向かわなければいけない時間でした。

短い時間だったけど、会えて本当によかったです。

帰りの飛行機はワルシャワのショパン空港から、ドイツのミューヘンで乗り換えがありました。

アナに言い忘れたことがあり、ミューヘンから電話をかけました。

そうしたら、「さっき、日本の配給会社から正式な招待状が届いたのー!」とアナ。

私は、「アナ、よかったねー!!最低2週間は日本に滞在できるようにね。北海道に来てうちでゆっくりしたらいいから」と言いました。

そんなこんなで、なんだかまたとても楽しみになってきました。

ブリュッセルにて その6

2018年4月23日。

ブリュッセル滞在の最後の晩。

ミクちゃんが寿司パーテイーを企画してくれました。

ミクちゃんの家族4人、アリスとアドリアン、マリエーブ、さちよさん、ニコラ、マエルなど集まって賑やかで楽しい晩餐でした。

こんなブリュッセル上映の旅になるなんて…。

予想をはるかに超える素晴らしい滞在になりました。

これも「風のたより」のお陰です。

みんな本当にあたたかく迎えてくれました。

そして色々とお世話になりました。

本当にありがとうございました。

日本が好きな人が多いので、

日本に来る機会があったら、ぜひ北海道に来てくださいね。

今度は私が迎えます!

ブリュッセルにて その5

「風のたより」の上映を見に来てくれたさちよさんとブルーノが、晩御飯に招待してくれました。

さちよさんのお家は、1958年のブリュッセル万国博覧会のために建設されたモニュメント・アトミウムの近所でした。

まずはブルーノと近所のお店までビールを買いに行きました。

ブルーノは日本の芸大に留学経験があり、日本語がかなり話せます。

彼は陶芸家でもあります。

中庭がとても素敵で、その奥には離れもありました。

さちよさんがスパイスたっぷりのカレーを作ってくれました。

2階に住んでいる日本人の筆谷くんもやって来ました。

彼は劇場で舞台照明の仕事をしています。

みんなそれぞれ色々な経験をしていて、話が面白くてたまりません。

いい夜でした。