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アナとの旅 その2

私の2作目「風のたより」で撮影させてもらった山田農場を訪ねました。

山田兄弟はすぐにアナに話しかけ、あっという間に仲良しになっていました。

アナはアナで次男のコーちゃんに自分と近いものを感じたようで、すぐに心を通わせていました。

次男のこーちゃんは、すっかり働き手になっていました。

長男のユーサクは、もう大事な働き手で、家族を支えていました。

三男のハルは、一丁前につなぎを着ていました。

チーズ屋とは思えない売店。

「この中から、今晩飲むお酒、好きなワインと日本酒を選んでいいよ。」

とケイスケとあゆみちゃん。

「ワーオ!うれしー!」

でもあゆみちゃんとケイスケにお任せしました。

夕食までの時間、三兄弟とアナと私は、トランプをしたり、かくれんぼをしたり、

思いっきり遊びました。

アナは私と同じで、子ども相手でも手加減できない人でした。

アナも子どもみたいに遊んでいて、私はなんだか嬉しかったのでした。

夕食。

コーちゃんとハルがアナの隣にぴったりと座り、とにかく楽しい夕食でした。

私は嬉しくてしこたま酒を飲みました。

「あゆみ、どうしたらこんな天使のような子どもに育つの?」

とアナは真剣にあゆみちゃんに聞いていました。

「こんな子どもたちは、ポーランドにも世界中にも私が知っている限りいない」

とアナは言いました。

長男のユーサクは、毎朝5時半に起きて、朝食に食べるパンを焼いているそうです。

前の晩にそのパンを仕込んでいます。

アナはいたく感動し、翌朝、その様子を見に行くことになりました。

アナとの旅 その1

2018年6月。

アナと9日間一緒に旅をした。

濃密で、いろんな気持ちを共有した旅だった。

食べ物の好みが似ていたのが一番嬉しかった。

食べさせがいがある人だった。

新得の宮下家。

私の1作目「空想の森」の主人公のご夫婦。

「ヨーコ、ここに連れて来てくれてありがとう!!」

家に入るなり、アナはいたく感激して私に言った。

「でしょ!アナ」

晩御飯をご馳走になった。

文代さんの手料理は、ほんといつも美味しい。

とにかくよく食べ、飲み、話し、笑った。

アナは五右衛門風呂にも入らせてもらった。

帰りの車の中で、宮下さんと文代さんの写真を見ながら、

「これがシアワセってものだよね」

とアナがしみじみと言った。

アナが十勝にやって来ました♪

アナの監督作品「祝福」が6月23日、東京のユーロスペースで公開になります。

その後、全国ロードショーとなります。

 

詳細は下記をクリックしてください

http://www.moviola.jp/shukufuku/theaters/index.html

 

その前に来日して、3日間びっしりインタビューや試写会の仕事をこなしました。

そして、北海道にやって来ました。

しばし北海道で美味しいお酒と食事をして、ゆっくりと過ごせたらいいと思います。

 

行くところ、行くところで大歓迎を受けました。

彼女の人柄です。

蕎麦屋さんで、花嫁衣装まで着せていただきました。

 

3年目

3年目。

今年はたくさん実がなりそうです。

日々すごい勢いで伸びてゆきます。

かめ設計室

住宅建築、やっと購入しました。

友人の山田晶子さん、羽渕雅己さんのかめ設計室の仕事が、

なんと、50ページにわたって特集されています。

すごーい!

かめ設計室で「風のたより」の上映会をやっていただいた時に、

この雑誌にも出てくるまだできて間もない船橋光の子保育園に連れて行ってもらいました。

かめの事務所から歩いて数分のところにあります。

一言で言うと、ゴロンとしたくなる気持ちがいい建物でした。

山田さんたちと話していると、建築も人に寄り添う仕事なんだなあといつも思います。