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「空想の森」彦根上映会(滋賀県)

子育て支援 休み処 「結」 オープニングイベント 第2弾として「空想の森」を上映します。

主催者の奥田さんより 3月11日に東日本大震災があり、その後、何気ない日常のありがたさを実感する日々です。自宅の水道の蛇口をひねれば水が出て、好きな時にお風呂にも入れること等など。それまで、当たり前のように思っていたことがすごく幸せなことだと改めて感じています。 この映画は、北海道へ移住した農業を営む二家族の日常を描いた作品です。食べること、育てること、楽しむこと何気ない日常が、人にとっていかに大切であるかを感じられ、もう一度自分の暮らしの在り方を見直すきっかけになるかも知れません。

下記をクリックするチラシがみられます。 子育て支援休み処第二弾

上映日 2011年6月11日(土)

上映会場 彦根市男女共同参画センター(ウィズ)会議室 (住所:滋賀県彦根市平田町670) 上映時間 13:00 開場 13:30~15:40 上映 *上映後、田代監督との交流会

参加費 500 円 (共働学舎のチーズを使った軽食と飲み物付) 定 員 40 名 (先着) 主催 子育て支援 休み処「結」 代表 奥田 ( 彦根市平田町271-2 ) 共催 ウィズで集う会お問い合わせ・お申し込み 休み処「結」奥田まで 090-7887-4637 メール phdnw751@ybb.ne.jp

滋賀県東近江市での上映会情報

第1部 日時 2011年6月28日(火) 15:30~ 受付・開場 16:00~18:10 「空想の森」上映会 18:10~18:40 監督からのメッセージ・質疑応答

場所 東近江市能登川コミュニティセンター JR能登川駅より徒歩3分 http://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000000097.html

第2部 日時 19:00~19:30 監督トークセッション 19:30~21:30 地元のご馳走で交流会

場所 能登川駅前 子民家「etokoro」 能登川コミュニティセンターより徒歩1分

料金 第1部 映画上映会は無料 第2部 トークセッション&交流会は¥3000

問い合わせ・申し込み先 北川陽子(090-8938-4501)

旅する映画 その92 トロピカルツアー 与那国島 vol.28

2010年12月23日。晴れ。

お月様と星がきれいな夜だった。 辺りが暗くなり始めた頃から、クリスマスのイルミネーションをのせたにぎやかな車が連なって島を走っていた。

子供たちへのクリスマスプレゼント。

子供は喜ぶだろうなあ。大人もウキウキするだろう。

上映中、上映会場横も通り過ぎていった。

上映会場受付にて。

左から、松田さん、まなみさん。年末の忙しい中、今回の与那国上映会を開催してくれた人たち。

感謝です!!ありがとうございました!

今日もゆっくり起きた。車で宣伝にまわった。

入波平酒造のテルミさんのところへ。

今年1月の営業の時に出会った人だ。

私が行くと、テルミさんは出かけていてちょうど帰って来たところだった。

相変わらず明るく楽しいおしゃべりをした。

今日の上映もダンナさんと来てくれるとのこと。

チケットを買ってくれた。

入波平酒造のテルミさん。

そして久部良の「カレー屋 ユキさんち」へ。

ここで、キャベツのカレーを食べながらユキさんとゆっくり話をした。

「今回の上映会は行けないけど、次回は行くから。」とユキさんは言った。

ユキさんは海岸で漂流物を採集してる。これはその採集物のタツノオトシゴ。

久部良からおもろのある祖内へ戻る途中。与那国馬。

15:00過ぎ、おもろに松田さんが迎えに来てくれて、会場の「どぅぐいわり」へ。

左から、どぅぐいわりのショウコさん、ツバサくん、アキヒロさん。

ショウコさんは与那国生まれ。

実家は旅館を経営している。

彼女は5年前に島に戻って来て、今年2月からこの店をオープンした。

アキヒロさんは大阪出身。準備の合間に色々話をした。

「次回の上映の時は、また協力します。」と言っていただき嬉しかった。

アルバイトの佐藤貴代さん。

神奈川県出身。与那国に来て3年。

会場入り口。

みんなで机や椅子を移動し、松田さんがプロジェクターとスピーカー、アンプをセッティングしてくれた。 今日から島では移動大学が開催され、松田さんはそれで大忙しなのだ。

[…]

旅する映画 その91 トロピカルツアー 与那国島 vol.27

2010年12月22日。晴れ。

彦根の奥田さんからの電話で起きた。

昼近くまで寝ていた。 だいぶ復活してきた。

天気も上々。

宿の近くの国境(はて)でお昼ご飯を食べた。

そして自転車で映画の宣伝にまわる。

与那国郵便局にもチラシを張ってもらった。 与那国民族資料館にも行ったが、誰もいなかったので、チラシとメモを置いてきた。

花ゆり工房。ここにもチラシを置いてきました。

中に入らせてもらう。

仲嶺綾美さんと敬一郎くん(2ヶ月)。

綾美さんは織物をしていた。

lここでは織物体験もできるそうだ。

この籠に敬一郎くんが寝ていて気持ち良さそうだった。

私もこの中で寝てみたい。

与那国役場。前を通りかかった中学生にも明日の上映のチラシを渡した。

パン屋さん、JAにもチラシを置かせてもらいました。

前原商店にチラシが張ってあったので、中に入ってご挨拶をした。

小学校と中学校です。

こういう日は、島を自転車でまわるのはいい。

坂を登りきったところに、Tシャツ屋さんがあります。one mahina(オネマヒナ)

店長の砂月(さつき)さん。

オリジナルTシャツなどを販売しているおしゃれなお店。

店の外のテーブルでコーヒーをご馳走になりながら、おしゃべりをした。与那国の黒糖もいただいた。

与那国の味だった。

砂月さんはほがらかな温かみのある女性だった。

高台にあるので眺めがよく、気持ちが良かった。

砂月さんに「さくら」への道を尋ねた。

坂をまっすぐ降りてパン屋さんを過ぎた一つ目の角を左へ。

そして5本目の道を右。

この坂を降りて、曲がらずにまっすぐ行くと、私の宿・おもろです。

砂月さんの言う通りに行くと「さくら」はあった。

魅力的なたたずまい。

さくらの稲川留美子さん。北海道出身。

コーヒーとおいしいりんごをご馳走になりながらひとしきりおしゃべり。

また、与那国で上映会をしたいと思った。

店の中も素敵です。

[…]

旅する映画 その90 トロピカルツアー 与那国島 vol.26

2010年12月21日。曇り時々雨。

新得から遠く離れて、南の島々を映画と共に旅を続けている。 この相棒が新得で暮らす人たちや私たち映画スタッフを雄弁に語ってくれる。 今までに私がしたすべての事柄が、自分の血となり肉となっていることを感じる日々でもある。 南の果てだろうが西の果てだろうが、どの地でも人はあたたかくやさしく、働いている姿は美しくカッコいい。

そしていっしょに食べて飲んで話してみると、共鳴することが多くある。 映画に出会い、映画をつくることができたことに、今、私は感謝している。

おもろからの風景。

気持ちのいい布団でゆっくり寝た。

朝、松田さんから電話。

昼ご飯がてら上映会場を見に行こうと。

まだ寝ていたかったので、まなみさんに朝食はいらないですと伝え、また寝た。

昼に松田さんが迎えに来てくれ、上映会場のドゥグイワリへ。

今年の7月にオープンしたばかりの喫茶店だ。

せまいと聞いていたが、思っていたほど狭くない。

ここに、松田さんの同僚の前黒島さんも合流して3人で食事をした。

カジキの中身チャンプルー。

本当にオススメです。

私は二人に勧められて、ここでしか食べられないというカジキの中身チャンプルーを注文した。

これが非常においしかった。

カジキの胃袋は歯ごたえがあり、ほんとうまい。

空想の森のチケットです。松田さんがつくりました。

与那国の人口は1600人ほど。

サトウキビの1シーズンの収穫量は5000トン。

漁師の人数は30人以下になってしまった。

松田さんも島への愛情があふれる人だ。

現在、問題山積の与那国をなんとか盛り立てていきたいと、比川で音楽祭を開催したりしている。

西表、波照間、石垣、与那国と上映をしてきて、そこに暮らす人たちと出会い、色々な話をしてきた。

みんなそれぞれ自分の島が大好きで、島への愛情にあふれていた。

同時に様々な問題も抱えているが、どうにかいい方向にすすめていこうと自分の足元でふんばっている人たちだった。

出会った人たちはキラキラしていた。

「ここでこうして生きているんだー。」ということを強く感じた。

海、空、川、動物、植物、そして何よりそこで暮らす人々の魅力という素晴らしい宝をもった島々だった。

それが未来へ活かされていくことを願わずにはいられない。

今日はパソコン仕事を終えて、夕ご飯まで部屋で寝た。

だいぶ疲れが取れてきた。本日の宿泊は3人。

香川県から来たパワフルで明るい楽しい男性と、新潟から来た青年。

みんなで色んな話をして楽しい夕食だった。

22:30からNHKの沖縄の番組をまなみさんといっしょに観た。

沖縄返還までの道のりの話だった。

私は今年1月の沖縄営業、そして今回のトロピカルツアーで沖縄で暮らす様々な人たちと出会い話をした。

この地に身をおき、風を感じ、食べ物を食べ、飲み、語り会うことで、私の沖縄に対する思いは今までと違ってきた。

とても近く親しくこの沖縄を感じている。

同じ時代に生きる人間として、彼らと共にありたいと思う。

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