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山形国際ドキュメンタリー映画祭2017  10月9日 その2

千葉の大多喜から、車で夜通し走って千代が到着。

今日のチーズ販売の頭をやってもらう。

販売の道具も一式持って来てもらった。

千代と車で走っていると、栃木の足利からやって来た富士夫さん発見。

富士夫さんは、山形から45分くらい離れたゲストハウスに宿泊をしている。

この宿がなかなか面白いところだそうで、さすが富士夫さん、満喫しています。

左から、かなちゃん、星さん、千代、小野さん、船生さん。

私は、とんがりビルで福島会議。

7日から来ていた同じく福島のかなちゃんと、星希衣さんと

千代も飛び入り参加。

星さんは、かなちゃんの友人で郡山上映会を応援してくれている。

福島のいわきから、船生有紀さんと、小野順子さん到着。

いわき上映会は、小野さんのお店が上映会場。

何と、かなちゃんと小野さんは幼馴染の同級生だったことが、

船生さんが上映会をやることでわかったのだった。

11月18、19日の「風のたより」福島ツアーの具体的な話し合いをした。

ヤマガタで、かなちゃん、船生さんの熱を感じ、私は何とも言えず嬉しかった。

福島上映、きっと素晴らしい上映会になる予感。

「風のたより」はシアワセな映画やなあ。

11月 9th, 2017 | Category: 上映情報, 風のたより | Leave a comment

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017  10月9日 その1

今日は出演者の山田あゆみちゃん、ラムヤート御一行様、などなど、たくさんの「風のたより」の仲間たちが山形入りする。

山形映画祭では、連日のように映画製作者たちの交流会を、朝に晩に企画してくれていた。

みんなここに来て、自分の映画の宣伝をしたり、世界中から集まった製作者たちと交流をする。

私は連日仲間が山形入りしたり、帰ったりするので、なかなかこの会に参加できずにいたが、この日、初めて朝食会に参加した。

普段はカフェとして営業している。とってもおしゃれで美味しいご飯が食べられる店。

京都から七子さんが到着し、この店までお酒を渡しに来てくれた。

藤岡さんと。

開会式の通訳、とって素敵でした。

藤岡さんが私を色んな方々に紹介してくれた。

飲んだり、食べたりしながらリラックスして話ができる。

[…]

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017  10月8日 

「空想の森」の録音部・岸本くんが忙しい中、大阪から7日の上映を見にきてくれた。

岸本くんは「風のたより」初見。

劇場での最高の条件で見てもらえるのが何より嬉しかった。

フィルムチェックの時、音を少し上げてもらい、迫力満点の音で見てもらえた。

私は彼の感想をドキドキしながら待っていた。

8日の朝、帰る前に私のホテルに来てくれた。

その感想に私は嬉しくて涙がこぼれた。

「風のたより」は、「空想の森」を最後に映画をやめた岸本くんの分も頑張ろうという思いもあった。

共に映画と格闘し、私に映画や音を教えてくれた岸本くんに少しは恩返しができたかなあと。

また今度、ゆっくり飲もうね、岸ちゃん。

市民会館の前にて。

山形県産のご飯と芋煮が振るまわれていた。

群馬の竹渕さん夫妻。

とんでもなく忙しい中1泊で来てくれた。

短い時間だったけど、それなりに楽しめたようでよかった。

市民会館の前でお見送り。

合間にフォーラムでアジア千波万波の「ドロガ」、と沖縄の山城さんの作品「ディスインテグレーション93-96創造の発端」・「肉屋の女」を観た。

京都からマリコさんがやって来た。

アズで待ち合わせた。

[…]

ヤマガタが終わって

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017が終わりました。

毎日が感動とミラクルの連続。

夢のような日々でした。

新聞発表によると、2万人を超える方がヤマガタに

映画を観にやってきたそうです。

この舞台で「風のたより」を上映していただいたこと、

本当に感謝いたします。

1997年から私はヤマガタに通っています。

2017年、初めて自分の作品を持っての参加。

ホスピタリティー溢れるヤマガタ映画祭をまた違った角度から体感し、

ああ、やっぱりヤマガタは素晴らしいなあと実感しました。

「風のたより」初めての映画館での上映がヤマガタのアジア千波万波。

一生忘れません。

素晴らしい音と画。

3時間一気に観ました。

「風のたより」の製作を支えてくれた方々、出演してくれた方々、

上映協力をしてくれた方々が全国から40人ほど駆けつけてくれました。

その方々と共にヤマガタを味わったこと、

そして、みんながヤマガタで一同に顔を合わせたこと。

お客さんに、映画に出てくるチーズやパンを味わっていただいたこと。

(すべて完売しました!)

1997年にヤマガタで出会い、友達になった山之内悦子さんに

上映後のQ&Aの通訳をやっていただいたこと。

もうこれ以上のことはありません。

私たちの生きる世界には様々な価値観があり、

それが混在して存在していることを

今年のヤマガタで、改めて認識しました。

自分の価値観だけで物事は測れない、

ヤマガタはそれを私に体感させてくれるところです。

違う価値観を認めて共存することこそが

とても大事なことなのだと。

では私はどこに立ち、どういう世界に生きたいのか、

いつも考えさせられます。

なんで私は映画を撮るのか…

ヤマガタでみんなと一緒に自分の作品を初めて上映して、

少しわかったことがあります。

この人たちと一緒に生きていきたいんだと。

同じ時代に今を生きるみんなと一緒に生きていきたいから

私は映画を撮っているのだと。

映画をつくっている時、特に編集をしている時、

まるで真っ暗な出口のないトンネルの中でもがいているような気持ちでした。

何度も何度も立ち上がり、光を目指して歩き続けました。

そして今、眩い光に包まれている気分です。

ヤマガタで「風のたより」をみんなと一緒に観ていた時。

「映画は闇の中で光を見ているんだ」と思いました。

うまく説明できませんが、

「ああ、そういうことなのか」と一人合点がいきました。

そして今、また映画を撮りたい!と思っている自分がいます。

ヤマガタ最終日の夜中。

[…]

いよいよ

10月に入りました。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017、いよいよです。

「風のたより」の出演者、製作協力をしてくれた方々、上映協力をしてくれた方々も、

全国から山形に駆けつけてくれます。

10月7日・9日の上映をみんなで見られるなんて。

ああ、本当に奇跡の連続だなあ・・・

つくづく思います。

劇場で、上映の前後の時間に「風のたより」売店を開設します。

山田農場のチーズ、山田農場セレクトのワイン、ラムヤートのパンを

映画を見に来た皆さんに食べていただけるようにしたいと思いまして。

9日は出演者のラムヤートのマッサン、ミワさん、ゆうら、トワちゃん、

ゴンちゃん、ひろちゃん、

そして、山田農場の山田あゆみちゃんも山形に来てくれます。

どんな上映になるのだろうか。

楽しみでなりません。

2017年、ヤマガタ。

一瞬一瞬を味わい、心に刻みたいと思います。

行ってきまーす♪