初の打ち上げにて。みんなで記念撮影。
2010年10月23日。
心に残る素晴らしい上映会だった。
9:00。
スタッフが友の家に集合。
前日の集計結果によると230枚以上前売り券が売れていて、午前中の上映に集中しそうだという事前情報。
それを聞いてお客さんがごったがえさないよう万全を期すようにみんなで打ち合わせた。
秋晴れの気持ちよい日になり、客足も伸びそうだ。
この陽気で大人数がホールに入ったら、暑くなる事は必至。
クーラーを入れることにした。
友の家入り口にて
いよいよ上映会が始まる。
会場、受付、交流の場、物販、食事の各担当に分かれて準備にかかった。 大ホール入り口
10時を過ぎるとお客さんが続々とやってきた。
共働学舎のチーズはすごい人気で、上映前から飛ぶように売れていた。
共働学舎チーズ販売は藤重さんの担当だった。 上映直前までクーラーのスイッチが入らずひやひやしたが、ギリギリで間に合ってよかった。
会場はあっという間に後ろの席までうまり満席状態になった。
挨拶をする中居さん。 上映会が始まった。
まず代表の中居さんがお客さんにご挨拶。
言い出しっぺの先輩の藤重さんからこの上映会の代表に指名され、この数ヶ月、彼女はどれだけがんばったことだろうか。
中居さんは大勢のお客さんを前に嬉しそうに、でも少し緊張気味に書いてきた原稿を読み上げた。
生真面目な彼女らしいいい挨拶だと私は思った。
私はいつものように会場の一番後ろから映画を観た。
お客さんはとても集中していた。
随所にちりばめた笑い所ではクスクス、時にはアハハと笑ったり、隣の人と話したりする声が絶えなかった。
音がきちんと後ろまで聞こえている証拠だ。
字幕を読む時は前の人の頭をよけるために、一斉にお客さんの頭が動いていた。
それにしても映画とお客さんの一体感がある上映だった。
暗幕の間やカーテンレールの上から外の光がもれていたし、画面は暗めだし、字幕も見えずらいのにもかかわらずだ。
映写をお願いした勝又さんは、会場の温度をいつも気にかけてくれた。
こまめにクーラーのスイッチを切ったり入れたり調整をしてくれた。
会場係の杉本さんや他のスタッフもあまりに光がもれるところを塞いだりと、少しでもいい状態で観てもらえるように細やかに心を配っていた。
けして最高の上映環境ではないけれども、主催者の気持ちが伝わり、映画をつくった作り手の気持ちもお客さんに伝わったのだと私は思う。
豊中友の会の皆さん。
上映が終わると、私は次々と観て下さった方たちとお話をした。
主催した大津友の会有志の呼びかけに、京都友の会、大阪友の会、豊中友の会の方々も遠方から足を運んでくださり、藤重さんがその方たちを私に紹介してくださった。
藤重さんはあなたたちも上映会をやったらいかがと熱心にけしかけてくれていた。
この大津友の家での大盛況ぶりを目の当たりにしながら、じゃあ私たちもやろうかしら・・・という感じになっていた。
中居さんが「じゃあ、バトンタッチね。」と、名古屋から引き継がれている映画のタイトルを京都友の会の塩見さんに渡した。
左:京都友の会の塩見さん。右:大津友の会の中居さん。バトンタッチした。
中居さんもお子さんが自由学園に行っているので、自由学園の父母会の方々にもお知らせを出していた。
そのため、父母の方が結構観に来てくれていた。
映画の中の聡美さんの悩みにも共感すると何人かの方が言っていた。
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