2010年12月5日。那覇から西表島へ。
那覇桜坂劇場での上映の日々は、実に色々な人に出会った。
友人もできた。
またきっと那覇に上映会で戻って来ることができると思う。
最後に直美さんに挨拶してから空港に向かう。
石垣島の港から船に乗り西表島へ。乗り合わせたオジイに「旅行ですか」と聞かれてから、チラシを渡し、映画の話をした。
そのオジイは30年前に西表島に移住して、大原に住んでいるという。
昔、山梨の映画館で支配人をしていたそうだ。
今晩の上映会によかった観に来てくださいと誘った。
西表島大原港に着くと、「空想の森」のチラシを持った若い女性・ユリが迎えに来てくれていた。
今日の上映会場の大原公民館、私がお世話になるトミオバアの家も港から歩いていける距離だった。
大原公民館。前に芝生の広場がある。芝生の向こうがトミオバアの家。
西表島はキラキラ した若者たちの島なのだ。 これが私の第一印象。
城間富さん。トミオバア。93歳。
先月みんなに祝ってもらったそうだ。
「あと2、3日泊まらせてもらってもいいですか。」と尋ねると、「泊まってけばいいさー。台所にごはんとおつゆあるから食べなさい。」とオバア。
オバアの家。マナとミズナもオバアの家に住んでいる。
ここが私の部屋。
左からユリ、ユキヨ。ユリは島に来て半年。由布島(ゆぶしま)で観光客を水牛に乗せる仕事をしている。
家の中では トミオバアのレシピでサーターアンダーギーをつくっていた。
オバアのサーターアンダーギーは島一番だそうだ。
トミオバアの家の横に一慶さんの家がある。
今回の上映会を主催してくれた一慶さん。
男前なのだ。
左からリュウキ、ナオキ。 リュウキは島に来て4年目。農業をしている。
ナオキは島に来て4日目。今話題の海老蔵に似ている。
受付嬢。左からマナ、ユキヨ。
マナは島に来て1週間ほど。ユキヨは島の東部で一軒あるカラオケスナックで働いている。
島は2回目で1ヶ月が今過ぎたところ。
島に移住してきた若者たちが観に来てくれた。
島の酪農をしているオジイも観に来てくれた。
一慶さんはとても嬉しそうだった。 船で出会ったオジイも観に来てくれた。
そして映画を絶賛してくれて、もっと島の人にも見せたいと言ってくれた。
上映後はスクリーンの前でみんなで車座になり、一人ずつ感想や自己紹介。
ほとんどの人が内地から西表に移り住んだ人たちなので、映画に感じるところも多かったようだ。
私も新得のみんなととても近いものを感じる。だから会ったばかりなのに自然に話が通じる。
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