「空想の森」が空想の森映画祭で上映されました。
完成した時以来なので、新得で11年ぶりの上映。
当時撮影に協力してくれた方々も見に来てくれました
上映後、前に出てきてもらい一言ずつ感想を言ってもらいました。
’いんであん’こと、芳賀さんが話した感想が心に残りました。
「自分たちにとっては見慣れた場所、身近な人たちが登場するので、
完成当初は、この映画、何が面白いんだろう、誰が見るんだろうと思っていました。
時間がたった今見て、なかなかいい映画だなあと思いました。」
と。
これだけでも、足掛け10年格闘してつくった甲斐があったなあと思いました。
記録していなかったらすっかり忘れ去られていた記憶。
「空想の森」は、私自身が仲間たちと共に過ごした時間の記録でもあります。
映画にしたことで、その時の空気、湿度、匂いと共に、
感情も思い起こされてきます。
こうやって、確かに私たちはここで生きていたんだな、と。
100年後、誰かがこの映画を見たとき、
映画を通して、登場する人たちと出会うことで、そうそう!と共感したり、ププッと笑ったり、明日からまた頑張ろう!と思えるような映画を私はつくっていきたいと改めて思いました。
農繁期で忙しい宮下さんと文代さんは見に来られませんでしたが、
今度ゆっくり見てもらいたいなあと思いました。
帰りに宮下さんのところに寄ると、
枝豆、とうきびなど、とれたての野菜をいただきました。
本当に美味しいです。
宮下さんのつくる野菜は。
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