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風のたより その222

久しぶりに岸ちゃんと話をした。

苦楽を共にした大事な仲間。

たわいもない話をしながら私はこみ上げてくる。

ただただ必死だったあの時のヒリヒリするような感覚…

今思い返せば唯一無二の時間と空間。

 

私たちの宝物は見えないけど存在する。

それを糧にお互いがんばろうぜ!

 

風のたより その221 道南にて

函館は遠い。

撮影が終わってからは、もっぱら汽車やバスで行っているのだが、

遠いなあと毎回思う。

でも道中寝ていられるから楽ちん。

紅葉がきれいだった…

 

山田農場を少し遠くから見たところ

裁判の翌日、雲一つない快晴。

野村さんの車にのっけてもらい、帰る前に山田農場に寄ってチーズとワインを買い、

ニーヨルでランチをした。

メイは12月に富良野にいくことが決まったそうだ。

そしてもともとの目標だったヤギと羊だけでやっていくことになるのだそうだ。

斜面にぶどうを植えたり、田んぼをつくったり、山田農場の挑戦はまだまだ続く・・・。

たくましく、気持ちよく、美しい姿。

山田三兄弟。

子供部屋を見せてもらった。

いやー、三人三様、ほんとかわいい。

新入りのネコちゃんもストーブの下にいました。

ハルちゃんがすっかり大きくなってしゃべれるようになっていた。

最後のトム(牛のチーズ)、ヤギチーズそして取り扱いを始めたワインを買いました。

ニーヨルの原さんの料理、好きです。

デザートの持ち粉の豆乳プリンも美味しかった♪

 

 

[…]

風のたより その220

裁判の後、野村さんと河合弁護士と夕食をご一緒しました。

河合先生のリクエストでトルコ料理のパザールバザールへ。

 

うまいうまいと食べながら、

もっぱらの話題は、河合先生が監督した映画のこと。

『日本と原発』というタイトルで11月8日に東京・シネマート六本木で公開するそうです。

裁判官もこの映画をみたら原発の事がよくわかる教科書のような映画だそうです。

 

ハーレーでツーリング、合唱、などなど、

河合先生は思いっきり人生楽しんでいるなあと思いました。

 

風のたより その219 第14回大間原発訴訟口頭弁論

2014年10月17日。

第14回大間原発訴訟口頭弁論。

函館地裁へ傍聴に行きました。

私が行かなかった前回の裁判では裁判官が、

原告の意見陳述、代理人のプレゼンテーションを認めない、

傍聴席を減らすなどと言って20分で裁判が閉廷されたのでした。

 

 

今回はまず、大間原発訴訟の会の代表の竹田とし子さんが、

意見陳述は原告本人が直接法廷で意見を言える重要なものだということなどを話しまた。

竹田さんの話は心に響きました。

そして、河合弁護士が、2014年5月21日の大飯原発3、4号機運転差し止め裁判の判決をわかりやすく解説をして

大間原発裁判にも参考になる点を指摘しました。

人格権は憲法上の原理でありこれを超える価値は他に見いだす事ができないとした点、

科学論争をしなくても判決が出せることを示した点。

 

それから森越弁護士が、国・電源開発の被告代理人に質問をしました。

大間原発は新潟中越沖地震前の基準で設置許可が下りている。

全国の原発で最低の基準値460ガルである。

電源開発はこの秋に大間原発の新基準への申請を予定していることから、

その基準値の変更をしているのですか。

これに対し被告代理人は

「この場でお答えする予定はありません。」

と答えました。

森越弁護士がそれはおかしいではないかと何度も言っても、

同じ答でした。

なんだかなあという感じで閉廷。

 

 

 

風のたより その218 皆既月食

 とてもきれいな月と空。

しばし眺めていました。