9月10日の「風のたより」信級上映会を主催してくれた信級玄米珈琲の植野翔さんが、 上映会が終わり、フェイスブックに以下の文章をアップしました。 了承を得て、ここに記します。
打ち上げより。左が植野翔さん、右がかたつむり食堂の寺島純子さん。
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上映会無事終了しました!
皆様のご協力のおかげで、50人以上のお客様に来ていただきました。
3時間という上映時間、満員で熱気がこもった部屋の中、
最長91歳という平均年齢が非常に高い上映会。
体調を崩す方が出ないか、途中の休憩でほとんど帰ってしまうのではないか等、
上映会中もとても不安だったのですが、終わってみるとみんな残っていてくれて、
しかもしっかりと観てくれていました。
上映会後は、感動的な感想が続出。涙をこらえながら聞いておりました。
信級の教養を引っ張ってきた中村さんからはこんな感想を。
「昔、信級から医者になった寺島先生という方がいて、大間が最初の赴任地で、
過疎地の診療所を転々とし最後は信州新町日原の診療所で地域医療を支えていました。
その寺島先生が途中から一緒に観ているような気がしてならなかった…」
田代監督をはじめとする新たな出会い、信級住民の知らなかった一面との出会い、
映画の中の人や3.11直後の頃の過去の自分との出会い、様々な出会いがありました。
いつも応援してくれるKジジは
「若い者が頑張っているのだから、行くのが当然だろう」
と住民を誘ってくれたり、
炭焼きの恩師の関口ジジからは
「信級の潮目が変わった」と言っていただいたり、
信級のご意見番のTジジからは
「信級小学校の保存再生のプランを提案して欲しい」
と言ってもらえました。
スタッフとして支えてくれた移住者の方は今まで隠していた一面を見せてくれたり、
かたつむり食堂と住民との絆が深まったり、
県外の人が信級を大好きになってくれたり、
私は数年ぶりに踊ったり…
映画をきっかけに
みんな少し近づくことができたように思います。
信級がますます好きになりました。
本当にやってよかったです。
私の司会以外、とても素晴らしい上映会となりました。
ご来場下さった皆様、集客を手伝ってくれた皆様、
のぶしな坐を一緒に立ち上げてくれたのぶしなカンパニーの皆様、
スタッフとして手伝ってくれた住民の皆様、
スタッフの食事作りや懇親会を開催してくれた食堂かたつむりの皆様、
暗幕提供他色々と支えてくれたka na taの皆様、
栃木から助っ人でかけつけて駐車場誘導と子守をしてくれたCoco Ariさんと久松富士夫さん、
北海道から来たデザイナーの小菅夫妻、信級に何度もきてくれている山本梓さん、
この映画を紹介してくれて前日の準備も手伝ってくれたかめ設計室の羽渕さん山田さん、
そして途方も無い撮影と編集に命を削った田代陽子監督…。
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