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「風のたより」福島ツアー 郡山 その3

2017年11月18日。

ほぼ満席状態で上映が始まりました。

富士夫さんのプロジェクターのおかげで、画がとても綺麗です。

ただ、私は寒さが気が気でなかったのでした。

ストーブを3台置いていたのですが

天井がなく上が筒抜けの構造なので、ちっとも温まらず、

ストーブから離れたお客さんはきっと足元が寒いだろうなあと。

埼玉から、吉田さん、群馬から竹渕さん夫妻も来てくれました。

前半と後半の間は、隣のスペースでコーヒーやお菓子でブレイク。

この間に、ストーブを2台上映会場に増やしました。

少しでも暖かくなるように。

日本酒の仕込みの時期でした。

後半が始まる前、上映会場のすぐ隣で精米が始まりました。

結構な音がします。

しばらく終わるのを待ちましたが、全て終わるのを待っていると、

だいぶ遅くなってしまうので、お客さんに了承を得て少しうるさい音の中で

後半の上映を始めました。

無事、上映が終わり、隣の部屋でみんなで輪になってお話し会。

「風のたより」が郡山の人たちに届いたー!という感覚が今も残っています。

明るくみんな前を向いていた会でした。

とにかく嬉しかったです。

12月 12th, 2017 | Category: 自主上映情報, 風のたより | Leave a comment

「風のたより」福島ツアー 郡山 その2

2017年11月18日。

上映会場は、郡山の笹の川酒造の元倉庫。

アートスペース傘。

ここで色々なイベントをやっているそうですが、映画の上映は初めてとのこと。

まずはとにかくスクリーンも設置です。

平の席なので、高い位置に吊るす仕掛けを作らなければいけない。

富士夫さんが来られないので、設置が大変だなあ。

スクリーンとスピーカーはありちゃんが、プロジェクターは富士夫さんが貸してくれました。

富士夫さんは、最近プロジェクターを購入。

そのプロジェクターの初めての上映が「風のたより」となりました。

アートスペース傘の高橋晃浩さん。

栃木のアリちゃんも応援にかけつけて来てくれました。

受付周り、セットしてくれます

いつもありがとう♪

仕事が混んでいて来られないと言っていた富士夫さんが、来てくれた!

ほんと、ありがたかったです。

ここでお酒を作っています。

なんだかんだで頼りになる富士夫さんなのでした。

「風のたより」福島ツアー 郡山 その1

どんな上映会になるのだろう?とワクワク、半分はドキドキしながら迎えた福島ツアー。

郡山、いわき、どちらも心に残る忘れられない上映会となりました。

足を運んでくれた皆さん、主催してくれたかなちゃん、船生さん、そしてこの上映会に協力していただいた全ての方々に感謝申し上げます。

少し時間が経ちましたが、福島上映会を思い出すと、じわ〜と込み上げるものがあります。

福島での上映会のことを、写真を中心にここに記したいと思います。

2017年11月17日。

私は前日入り。

郡山駅に仕事帰りのかなちゃんがお迎えに来てくれました。

仕事、自分が企画しているイベントがある中での上映会の準備、本当に大変だったと思います。

そんなことは微塵も感じさせないこの笑顔。

頼もしいです。

なんか、店の名前がいいですね。

ここで、買い物をして、いざかなちゃん宅・赤い家へ。

かなちゃんのご飯、美味しいです。

地元の仁井田本家のお酒。

ほんと美味しかったなあ。

そして盃で飲むとさらに美味しいかったのでした。

この盃、2種類あって、表面がツルツルしてるのと、少しザラザラしているのがあります。

同じお酒なのに、盃によって味が明らかに違って感じます。

明日の本番を前に、いろいろ準備もしながら、ご飯も食べながら。

「明日の朝、時間があったら、仁井田本家に寄って試飲してから会場に行きましょう!

この盃も売ってますよ!」

なんて話していたのですが、そんな時間はなかったのでした。

かなちゃんの部屋。

自分でつくった箒。

かなちゃんは箒草を栽培しています。

自分でつくった箒草で箒をつくることをやっていきたい人なのです。

あまりにお酒が美味しくて結構遅くまで飲んでしまいました。

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ぶどう

隣の大橋さんがぶどうの枝の剪定のやり方を教えてくれました。

余計な枝を切って、ヒモに絡みついたツルを丁寧に取り除きます。

一本のぶどうの木。

ですが、絡みついたツルを取るのには時間がかかります。

大橋さんは200本以上のぶどうの木の世話をしています。

そしてとてもおいしいぶどうをつくります。

美味しいにはワケがあると、改めて思わされました。

来年は結構実がなるはずです。

[…]

蛾王の夜

2軒目は蛾王へ。

11月19日の「風のたより」いわき上映会に蛾王のママがわざわざ観にきてくれたのでした。

しかもその日の朝5時まで飲んでいて一睡もしないで、いわきに来てくれたのでした。

「眠くて少し寝てしまったけど、映画、とってもよかったですよ。また観たいです。」

とママは私に言ってくれました。

その朝5時まで飲んでいたというのは、ヤマガタ映画祭東京事務局の打ち上げに参加していたからだったのです。

その打ち上げ、私も誘われていたのですが、福島ツアーなので残念ですが行けませんと連絡していたところでした。

ママはドキュメンタリー映画が大好きで、ヤマガタ映画祭に昔からびっちり通っている常連さんで、事務局の人たちとももう馴染みになっていたのでした。

それで打ち上げを一緒にしていた訳です。

そのママが、どうして東京からわざわざいわき上映会に来てくれたのでしょう?

それは、いわき上映会の主催者・船生さんが、東京に用事があった時、ゴールデン街に行き、どの店に入ろうかなあっと、たまたま入った店が蛾王でした。

店の中に入ると、なんとヤマガタ映画祭のポスターが船生さんの目に飛び込んで来ました。

「私、この映画祭行きましたー!それで、この映画祭で上映された「風のたより」をいわきで上映会やるんですー!・・・・」

ママはもちろん今年もヤマガタに見に来ていました。

コンペを中心に見ているので、千波万波の私の作品は見ていませんでした。

そして、船生さんの熱心な勧めでママはいわきに見に来てくれたのでした。

いやいや、ヤマガタで優れたドキュメンタリーをたくさん見ているママに見てもらったんだーと後になって知りました。

船生さんには事前に、サプライズがあるよ。とは聞いていたのですが、

このことだったとは…。

とにかく、ママが映画をとっても気に入ってくれたので本当によかったです。

何しろ飲み会の後、寝ないで遠いいわきまで足を運んでいただいたのですから。

しかし、船生さん、数ある店の中で蛾王に入ったっていうことがすごい。

ゴールデン街のお店、200店舗以上あるんですから。

で、船生さんの熱が、ママをいわきまで来させたんですもの。

ということで、ヤマガタ東京事務局の若井さん、矢野さんに、蛾王で飲むから都合よかったら来ませんか、とお誘いしていました。

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