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東京都中野区・ポレポレ東中野にて 2008年7月26日~9月5日

「空想の森」感想いろいろ 2008年7月26日~9月5日・東京 ポレポレ東中野にて

生きる楽しさがぎゅーっとつまった映画でした。「お金はないけど薪がある」楽しくあったかい言葉、笑顔が良く良く伝わってきました。ちょっと生き方の見方が変わりそうです。ありがとうございました。 (女性・29歳)

現在、インド・コルカタに住んでいます。それまでは愛媛の農園で事務局員として暮らしていました。それまでの数年間で見たいろんなものを思い返しました。共働学舎の説明がチラシの冒頭に書かれていたような気がしますが、そういうこともあって何か「訴える」要素が強いのかと思っていましたが、描かれていたのは「生活」そのものだったように思います。感激しました。日本帰国後は、また同農園に戻るつもりです。今度は農家を目指します。すごく心に深く残ります。音楽も素敵でした。音楽の映画ですね。 (男性・30歳)

この映画を観て、いつの間にか消費しかしていない自分の生活を考えさせられました。「お金が沢山なくても野菜のおいしさ、まきがたくさんある方が豊か」という言葉がとても新鮮で「その通り!!」と思いました。ただ与えられる映画でなくて、若い山田夫妻の日々の暮らし、生きることの模索・・・一緒に悩んだり考えることのできた楽しい、考える映画でした。 (女性・62歳)

しずかな映画です。事件は起こりません。(畑の中で起こる!)長い映画です。たいてい途中で寝てしまう。だから何回見ても(私も2~3回目)新しい発見があり、とてもおもしろい。家族の映画でもあり、農業や酪農についてみんなが考えるきっかけになる大変なケーモー映画でもあります。豊かさって何だろう。家族っていいなあって思います。おなかのすく映画です。チーズも宮下さんのおお野菜も食べてみます。新得映画祭にもぜったい行ってみたくなる。すごいいいCM映画でもあります。この映画で、新得映画祭に行く人が増えるだろうなあ。中のカットですごく美しいカットがあって印象に残る。 (女性・56歳)

共に支えあいつつ、それぞれにゆったりした、しかし確実に地に足をつけて前向きに生きようとする姿が印象に残る。「大きいもの」の協力や支援すらアテにならない現在、それ自体の現状に「抗していく」一方で、その流れともまた違う「連帯した」土壌があってこその「自分流」的生き方をしっかり描ききった映画だと思った。学ぶべき処が本当に多かったです。有難うございました。 (男性・34歳)

ドキュメンタリー映画をはじめてみました。すごい自分もその中の人達にひきこまれるような気がしながらみました。色々な生き方がOKというか、受け入れてもらえる世界があってほっとした気持ちになりました。すばらしい作品です。 (女性・28歳)

新得共働学舎のチーズは大好きです。ずっと前から秘かな楽しみに食べていたのです。仏にも行ったことが、(住んでいた)あって、帰ってきてこのチーズに出会って、日本にもこんなにおいしいチーズがあったんだ!と感動しました。ふと新聞で映画上映を見付けて見に来たのですが、本当によかったです。2hが短く感じられるくらい(見る前は結構長いなーと思っていましたが)見ているだけで、生きてるっていいなあ、といやされ、満たされるような映画でした。ありがとうございました。 (女性・35歳)

じんわりと、心が揺さぶられる映画で感動しました。そしてラストにきて、田代さんがこの新得や映画祭や出てくるみんなが大好きなんだー!!というおもい、登場人物それぞれも新得の人たちが大好きなんだー!というおもい、そして私も大好きになったああー!!!というおもいが爆発して、涙がとまりませんでした。長い年月をかけて、田代さんのやり方だからこそ生まれた価値ある作品で、とても尊敬しました。この作品に出会えてよかったです。正直、前にプレビューさせてもらった時は、そこまで人生をかけてるのに大勢の色んな立場の人に伝わる作品かどうかはクエスチョンマークでもったいないなあと思ったんですが、(私は超好きで伝わりましたが)完成品がここまで劇的にブラッシュアップされていて、すげえ!!超いいじゃん!!と思いました。私も制作者として修行を続けつつ、映像の仕事をしているので、みていて最初はこのカットをもうちょっとこう編集した方がもっと伝わるんじゃないかとか、いろいろ色々あったんですが、さいごまで見たらそんなの全然オッケー!伝わるよ!!と、この完成作品に大満足です!新得での映画祭でまちの人たちと一緒に見てみたくなりました。また、東京で暮らしているからこそ、家族の大切さや、自然の大切さや、食べ物の良さを感じたので、都会の人たちにみせるの、すごい意味あると思いました。夫婦のくだりのところも、一年の変化の中で、生き方がすごく表現されていて、私もあんなふうが目標だし、今の自分の大切な人とどう一緒にこれからの人生を歩んでいくかを考えさせられました。今後は彼氏と一緒に上映会をみたいので、さそおうと思いますが。(でも遠距離なんでむずかしいんですが、地方上映ちょこちょこHPでチェックします。)また、この作品は対話も含む上映会というスタイルが一番良いと思いまして、田代さんが全国を行脚して、上映の話がひろがっていくのを願います!みてて、空想が広がりました。やー、ほんと良かったです!!感動!田代さん自体がドラマなので、田代さんの上映行脚日記のブログをやってほしいです。 (女性・26歳)

におい、味、人気を感じました。ありがとうございました。 (男性・49歳・)

完成披露会で1回見ましたが、映画館で見るとまたひと味違って、おもしろかったです。宮下夫婦のやりとりに大笑いし、聡美さん夫婦の自分たちのこれからに悩み、互いを尊重している様子に感心しました。空の色に胸をつかまれるように感動しました。どうやって共働学舎の人たちと撮影する上での関係性をつくっていったのかという話が、すごくなるほどなと思いました。やっぱ、映画館で見ると感動しますねー。宮下さんたちに会いに行きたいなあと思いました。 (28歳・女性)

新得に2度訪れていったことがあり、そこのチーズも共働学舎、よく注文しています。宮下さんちのトウモロコシや坊っちゃんカボチャも購入しているのでとても面白かったです。そこでの宮下さんや山田さんの暮らし方に共感するものがありました。ただこういう個人的関係がない、この映画を見た長男は「退屈だった」と申しておりました。 (女性・65歳)

楽しゅうございました。 (男性・54歳)

昨夜寝不足だったので、寝てしまうのではと思っていましたが、一睡もせず見ました。農業の大変さもさることながら、とれたての農作物の料理のおいしそうなこと。農業の自給率について考えさせられました。 (女性・64歳)

普段の都会の物質社会を離れて、北海道の大地で雄大に暮らす、すがすがしさを感じることができて、よかったと思いました。 (男性)

見に来て良かったです。共働学舎に行ってみたい!こんな施設を作りたい!音楽もゆるーいかんじで良かった。 (女性・31歳)

お金はなくても食べものはいっぱいある、そんな生活が理想?という聡美さんの夫のことばが、すごくこの映画に登場する人の気持ちを現しているように思えました。そして、私はそんな生活、食べることや生きることにもつながって、お金がなくたって、生きていける幸せにと思います。 (女性・60歳)

共働学舎のメンバーの姉です。ああやって大地を耕し、歌って踊って楽器を奏でて楽しんでいる人々がいる事をしれただけで充分良かったです。長年かけてとったという事にすごく敬服します。 (女性・47歳)

6月に共働学舎の宮嶋氏からお話を伺ってましたので、実際の様子がよくわかりました。 (男性・43歳)

出演者のみなさんのご発展を祈ります。 (女性・53歳)

農業をする方達の生活に寄り添って記録をするのは、とても貴重な事だと思います。今後も是非頑張って下さい。 (女性・56歳)

共働学舎がどのようなところなのか、今までよく知りませんでしたが、この映画をみてよく分かりました。他の映画館でも上映できればいいと思います。興味ある人はいっぱいいると思います。いい映画でした。 (女性)

人間として豊かな生活とは何か、色々考えさせられました。ゆっくりと流れる時間、人間らしい生活を将来は送りたいものだと感じました。 (男性・46歳)

新しい農業生産の形として発展していってほしいが、設立当初の心の病を助けるという目的意識が、映画には表現されていなかったように思います。もう一つ。ちょっと長すぎた。 (男性・56歳)

すばらしいです。いろいろ考えさせられました。生きるとは何なのか。又、空想の森のテーマは何をいわんとしているのでしょうか。 (男性・66歳)

ゆったりとした風景の中で、ゆったりとした人々の暮らしがあった。「2時間は少し長いかな」と思っていたのに、何時の間にか私もその暮らしの中にいて、時折あかりちゃんが泣くと、思わず体をゆさぶっていて、自分でおかしくなりました。戦争中に疎開した秩父で、ほんのわずかに体験した畠の草むしりを想い出したり、そばの実はあんなんしてとるのかなど、時の経過するのも、暑いのも忘れ、何よりも居眠りしないでしっかり2時間を過しました。同行の友人もみんな映画好きで、岩波ホールには欠かさず行っています。最近観て最もよかったのはドキュメンタリーの「花はどこにいった」というベトナムの枯葉作戦のその後でした。最近はこれという印象に残る映画になかなか逢えません。いい映画を観た後はとてもさわやかです。「大勢の人に観てほしい映画だ」というのが、同行の四人の意見でした。これからもがんばってほしいです。 (女性・76歳)

思い起こしたのは「新しき村」だ。新得には、老人の姿が見えないが、高齢になった時、集団にどのように貢献できるのか?もし、若い人と同じように体が動かせなくなった時、労働力の切捨てはないのか?限りなく手作りに近い機会化が実現可能だと思う。そうすると「手作り」の価値をどこに見出すのか?ここに撮られている風景は、60年前迄、日本中至る所で見られた農業の姿だ。あの重労働とコミュニケーションのあり過ぎる社会が嫌で都会へ移動したのではないのか? […]

東京お披露目上映 2008年4月20日

「空想の森」感想いろいろ 2008年4月20日・東京お披露目上映会 文京シビックホール小ホールにて

とても面白かったです。後半に向かってあたたかな空気が満ちて感動しました。時代が変わってゆく予感のする映画でした。「やりたいことをやり続けることが時代を変えてゆく」その通り! (女性)

臨場感がよくてまるでそこで体験しているようでした。とても大変な仕事でなにひとつ私はできそうもありません。ところで音楽と画面がたいへんmatchしており、雰囲気があった。また逆光のシーンがどれも美しく、静面から動面に変わるタイミングもテンポが良くて中盤から後半は楽しそうだった。また近景と遠景のシーンのコントラストよく、ドキュメンタリーとして人物にも風景にも充分惹きつけられました。良かったです。 (男性)

北海道新得に暮らす人たちの物語にしては、何も新得の町等がみえて来なかったし、又初めに北海道地図の何処に新得の町と云うものが位置しているか、又新得の駅を中心としての町像も少しもみえてない。又町民の皆さんとの交流にしても感じられず、折角農業に携わってる登場人物2家族、共働学舎、唯それだけの「ホームビデオ」だけのものでした。涙、笑いもなく日々、日記の様な物語でがっかりでした。全く期待外れでした。(もっと)新得町内関係を中心とした周辺が何も見えてない。(新得町から生まれた一本の映画にしては、町が蚊帳の外と云う感じでした)農作物の収穫したものを一体どの様に生活している人達の(消費者)家に届く迄の過程、作られた物をどの様に収入に結びついているのか。全くの自給自足だったのか。新得のアピールにはもっといい所から始めてもらいたかった。トムラウシ温泉レークイン、サホロリゾート等々沢山あった筈。終わってみて何なの?って感じだから何なの? (女性)

新得の自然と、皆さんの生活の中で一緒に暮らしていたかの様な2時間でした。自分たちの手で食べ物を作るって大変だけどとても素晴らしいことですね。あこがれます。新得バンドのゆるゆるした音楽、すごく好きです。やっぱり北海道、好きだなー(ちょっと旭川にいました) (女性)

人生は、生きるに価すると思わせてくれる素晴らしい映画ができましたね。おめでとうございます。 (女性)

とてもよかった。新得に行ってみたいと思います。 (女性)

人も景色も流れている時間も、全てが愛おしく感じました。これが「ドキュメンタリー」でよかった。店で宣伝させて下さい。 (男性)

2回目見させていただきました。ドキュメンタリーとしての作品よく出来ていると思います。自然の厳しさ、楽しさ、家族愛がよく描かれ、これからの世の中で学ばなければならないものがいっぱい入っています。物欲の世の中において、心を養うことのたいせつさをこの作品は提供されています。 (男性)

新得の自然、家族、生き方、忘れかけていた生活、これからの生き方などいろいろ考えさせられました。とても良い作品でした。全国たくさんの人達に見てもらいたいです。 (女性)

はじまって、すぐ泣きそうになりました。感無量です。すてきです。 (女性)

宮下夫婦の生活ぶりと共働学舎での聡美さんの親子の生活ぶりがとても丹念に描かれていて、北海道の美しい景色がすばらしかったです。 (女性)

人生について色々と考えさせられました。作品にすごく気持ちが入ったが伝わりました。これからの御活躍願っています! (無記名)

風景が美しく、そこで生きている人の強さを感じることができました。ギリヤーク尼ケ崎さんを久々に見ました。 (男性)

若い監督さんでまずびっくり!ドキュメンタリー映画そのものが、どんなものか理想なのか良いのかと言うことはわかりませんが、まずは画像が暗い為、新得の冬の厳しい環境や、主人公たち厳しい生活感を表現されている事は良くできていると思う。ただ逆に折角すばらしい種まきとか桜の季節(5月~6月)や、晴れの日、夏~秋の収穫にかけて狩勝、新内、オダッシュ山の紅葉や、新得バンドによるフェスティバルも画像が暗いため残念なことですが、暗い気持ちのままで鑑賞してしまいました。。主人公の共働学舎の方や、宮下夫妻のそれぞれの家族愛、新得での生活の厳しさ、悩み等を感じさせない彼らの生命力を感じました。しかし出演者の皆さんの笑い声、笑顔が少ないこと(ストーリー的にそうしたのか?)でメリハリとか強弱がないため感動の場面がなかった。新得町の地元の人との関わりとか、コミュニケーションはどのようにしているのか、農協の指導によって農家をどのようにやっているのか?収穫したものは新得青果市場に持っていくのか、市場では高く買ってくれるのか?親切に応援してくれているのか?応援してくれている町役場の方々はいないのか?そば収穫で竹製のバッタンコが出てきたことには驚きと懐かしさがありましたが、どうも移民してきた人だけの集まりみたいな小さな殻の中での生活で、頑張っている姿は理解できるが・・・新内地区だけでなく佐幌地区、トムラウシ地区などの映像および地元の人々との何か暖かいふれあいとか、「新得町」の北海道の位置の紹介映像もあったらよかったと思います。新得はもともと日本八景の狩勝峠があり、今の新内から厳しい勾配のトンネルに入るため、D51機関車8台を連動させて上がった十勝随一の国鉄機関区の町でもある。 (男性)

素直な気持ちにさせる映画。世界にも北海道のよさを伝えてください。 (男性)

食べるシーンが多く、とてもお腹が空きました。「食」=「人の営み」なのだと実感した映画です。 (女性)

音が生きているなあと思いました。あったかい映画でした。 (女性)

共働学舎のことを知らない人には、なにがいいたいのかわからないのでは?映像は美しかった。 (無記名)

生き方を考えさせられる映画でした。故郷の臭いがした。 (男性)

懐かしく拝見させていただきました。入植が一緒だった共働学舎と宮下さんのつながりはわかりますがテーマが今ひとつ分かりにくい。 (男性)

新得を離れてもう35年になります。故郷新得を舞台にした映画を有難うございます。映画では2組の夫婦が「生きる」という事を空想というより、しっかり地に足をつけて「想い描きながら」暮らしている様子が伝わってきます。ところどころに出てくる四季折々の美しい風景も懐かしく、離れて今更ながら故郷の自然の大きさを感じます。映画の中で「縁あって新得に住んだ」という言葉で片付けられた新得との出会いをもっと知りたいと思います。一人一人「生きる」を「想った」とき、ふとしたきっかけで「新得」に出会ったと思うのです。そのふとしたきっかけ、何を想い描いての「新得」(あの土地)だったのか?共働学舎についてももう少し知りたかった。どんな想いで作られ、その何を感じて今居るのか?映画に出て来る彼らは、地域とつながりはないのでしょうか。「独立してトムラウシに行く」という言葉が出てきたので、何かのつながりはある様に思われましたが、表現されていない様に思いました。映画の中での新得(学舎)は時々私が子どもの頃の風景(機械化が進む前)でした。(私は町に住んでいて農家でもなかったので詳しくはないのですが・・・)それがある意味、現代社会とは隔絶、強く言うと拒絶に見えるのです。「生きる」を「想い描く」表現で「お金がなくてもおいしい食べ物がある、というぜいたく」という話がありましたが・・・。新得に行って来たという友人から聞く故郷の話の中に共働学舎の話を聞く事は殆どありません。(チーズは超おいしいのですけどね)この映画からも自分達の仲間での暮らしという印象です。それが悪いという事ではなく、あえてそういう選択をしたのですね?聡美さんが最後に「共に働く仲間がいる」と言っていましたが、憲一さんが「独立してトムラウシへ住む」をやめて、共働学舎で働くことにしたのか、その経緯がわかりませんでした。では、なぜ独立したいと考えていたのかもわかりませんでした。そこには、こう「生きたい」と「想い描いていた」何かがあったのではないかと思うのですが。その心の中の想い描く「生きる」が聡美さんについてもよくわかりませんでした。音楽はちょっとレトロで印象的でした。素朴でいいなーと思いました。バンドのメンバーに従姉妹の息子さんが出ていてびっくりでした。最後に新得町全体の事も伝えて欲しかったと、新得懐かし組は思いました。根室本線で割りにアクセスはいいこと、広い面積、東大雪につながる広大な自然、観光etc.そして北海道の言葉のやりとりも聞きたかったな・・・と。その中で求めたこんな生き方の選択だったのかな・・・と。長くなってすみません。昨日は急いで帰りましたので、今思いつくままに私の感想を書かせていただきました。ピントがズレているかもしれませんがお許し下さい。田代陽子さんの第1回の監督作品ということですので、今後のご活躍期待しています。苦労しながらのドキュメンタリー映画、本当にありがとうございました。公開されたら、もう一度見てみたいと思います。 (女性)

札幌お披露目上映 2008年4月12日

「空想の森」感想いろいろ 2008年4月12日・札幌お披露目上映会 エルプラザ3Fホールにて

2時間があっという間でした。農業(しかも機械を使わない農業をやっているなんて驚きでした)と音楽と家族愛と友人。田代さんのメッセージが確固として伝わってくる素晴らしいフィルムでした。構図の美しさ、映画の大画面になることを意識したカットの積み重ね。長いワンカット。計算された中にもリサーチ期間を含めると7年(?)もの力作であることがよく分かりました。完成、おめでとうございました。 (男性)

大変面白かった。農家の現場をありのままに写すことがあんなに面白く新鮮な映画になるとは思いませんでした。農作業の一つ一つ、チーズの作り方、牛の飼い方、これが新鮮に感じられることは、私たちがそれほど農家の現場から遠ざかっていることなのでしょう。その中で家族のあり方、共同生活、映画祭や正月の楽しみ、そして十勝の美しい自然。この映画は、きっと特に東京のような所に暮らす人の感動を呼ぶでしょう。今日はありがとう。 (男性)

母娘のやりとり、日々のなんでもないようなことが、とても愛おしく、美しく、言葉でうまくいえませんが、心があったかくなりました。たくさんの人にみてほしいと思いました。 (女性)

日常の中の淡々とした時間の中で人の心はさざ波のように動き、その中で自然は悠々とかまえていて、四季のうつりかわりを感じながら、おもしろく見せていただきました。 (女性)

先日、道新で新得共働学舎の映画が出来たという記事を見つけてから楽しみにしていました。帯広友の会在会時に、お伺いさせて頂いてから、しばらく経ちましたが、そのたたずまいの中の空気感は今も変わらず、映像を通しても伝わりました。今、スローライフという言葉をよく耳にしますが、そんな言葉をあえて使うことも必要ないような自然な生活の中にある幸福感が伝わってきました。 (女性)

ひとつひとつの映像が丁寧に描かれていて学舎のようすがわかってとてもよかったです。聡美さんの子育て、あかりちゃんはきっとたくましく育つでしょうね。あたたかい映画でした。 (女性)

軽トラックでの音楽は、走りながらの。ベトナム戦争の映画で見た軽トラックで走りながら苦しいたたかいの中ですばらしく明るい顔をしておられたのと、新得の方の音楽とかさなりました。人間の顔?現在みることが少なく、人として生きるとは・・・?いろいろ感じる映画でした。ありがとうございました。 (女性)

なんだか、はじめ映った瞬間「これはすごくいい予感がする」と思ったらその通り素敵な映画になっていてよかったですー♡。映画祭の歴史の中に私もちょこっといるのだなと思うと、改めて豊かな体験をさせてもらっているのだなと感じ、根づく暮らしに入っていきたいなーと(今度はその側で)思いました。みるたび違ったいろんなことを思うので、感じられるものになってると思うので、また観たいとおもいます☆。 (女性)

山田聡美さんが、子どもの山田あかりちゃんをおんぶしながら、毎日きちんと農場での野菜作りをがんばって仕事をしてすごいなとおもいました。聡美さんの夫が聡美さんのために朝ごはんを作ってあげて、それがいつもだからえらいなと思った。私はテレビなどであんまりチーズ作りを見たことがなかったので、この映画空想の森でチーズ作りを見れて良かったです。聡美さんの夫と、夫の仲間たちが牧場ではたらいていて、その牧場にいる400頭の牛たちの小屋をそうじをしたり、そだてるのは大変じゃないのかなと思った。空想の森でのイベントやライブがものすごくすごくておもしろかった。そだてているやさいや食べ物がおいしそうだなとおもった。いちいちがめんがかわったら、同じ猫がでてくるからとてもおもしろかった。 (女性)

新得の四季が感じられて良かったです。その中で生活する人々の自然の姿が出ていたと思います。山田夫妻、あかりちゃんもいつもの姿でかざらないそのままが撮られていて、ドキュメンタリーの大変さも知った気がします。次作も楽しみにしています。頑張って下さい。 (女性)

見ていて楽しかったです。都会で色んな物に囲まれて暮らしている自分にとって新鮮な感じがしました。こういう暮らし方もあるんだなあと思いました。 (無記名)

素朴だけど地に足つけてたくましく生きる人たちの姿にとても共感しました。私もそんなふうに生きたいと少しずつ動きつつあります。北海道はすばらしい場所だとあらためて感じました。 (女性)

「ちょ金は無いけどマキは有るぞ」と言う生活良いですね。本当の豊かさを感じる事ができたような気がします。ありがとうございました。 (女性)

久し振りに新得の四季を実感して懐かしく見せて頂きまして有難うございます。共働学舎とは昭和55年よりかかわり、当時長男がメンバーとして共に住み共に生活して久しくなりましたが、平成13年に20年間共に暮らした後、天に召され、8年が過ぎとても感動しています。北大3年生の時に脳腫瘍を病っての結果での共働学舎の生活は映画で見る様に自然と共に起き自然と共に生活した日々が懐かしく思いました。少々時間かかり15分位どこかでカットしたら、皆最後までみて頂けるのではないかと思いました。思いつくままに一筆書きました。 (女性)

昨年新得で見せていただきましたが、音がはっきりして完成版もよかったです。最初ナレーションの声が大きすぎるように感じましたが、慣れました。結果としてはこれで良かったのかもしれません。 (男性)

農家で生まれ育った遠い昔の子供の頃を思い出しました。心をやさしくしてくれるような映画でもありました。映像もきれいでした。今後も頑張って下さい。そう言えば私も1度か2度新内小学校の映画祭に行ってますよね。なつかしく見させてもらいました。ありがとう。 (男性)

昔を思い出しました。人間は本当はとても強いものなのだと思いました。困難な中で、不可能を可能に変える方法はあると信じて希望を失わず生きたいものです。情報の1つとして、大分の農家「赤峰勝人」さんの講演会が4/19(土)かでる2.74f会議室で。 完熟2年もの堆肥で完全無農薬、草とり不要の有機農業実践者です。参考になると思います。 (男性)

帯広お披露目上映 2008年4月5日

「空想の森」感想いろいろ 2008年4月5日・帯広お披露目上映会 とかちプラザレインボーホールにて

「空想の森」という題名がぴったりの映画。空想の森が、ファンタジックに浮かび上がって来る映画でした。ラストの軽トラの走るシーンが素朴で且つ胸が熱くなりました。とても良い映画を有りがとうございました。 (無記名)

そこでいろいろ人が、ちゃんと生きているということがわかって、とてもよかったです。作って、食べて、楽しんで、生きるっていうことの大切さがじわじわと感じられて、それこそちゃんと生きていく人が増えていくことが、これからの色々なことが変わっていくことにつながるんだろうなと思いました。ではでは。 (男性)

家族のありかた、人としての生き方、なんだかあったかいものが私の心に流れてきました。学舎の方々、スクリーンの中に実際にそこにいるような感覚にかられました。みんなカッコよかった!どんなふうに生きているか。私も与えられていることを、心をこめてしっかりしたいと思いました。若い監督、陽子さんのこれから、楽しみにしています。 (女性)

2時間退屈することなく、素直な気持ちで鑑賞することができました。「ライフ イズ ビューティフル」という気持ちを改めて思いました。 (男性)

味わい深い作品でした。これは・・・東京ではウケる(?)と思います。想像以上の反応、評価があがるのでは・・・?楽しみですねー♡♡ (女性)

とても興味深く観させて頂きました。無駄に生きることの大切さを深く感じさせられました。 (男性)

07年の映画祭に行き、興味をひかれて今日来ました。北の屋台のおじちゃん(店名を忘れてしまった)が、今回のちらしをもっていて、上映を知ることができました。自主制作のドキュメンタリーはこれ以外は見たことがありません。子供は田舎で育てたいなーと思いました。何故「空想の森」と名付けたのか知りたいと思いました。人生の幸せ、本当に人それぞれです。 (女性)

感動しました!私も農家の生まれで、レキシがよくわかり!カイタクシャの気持ちがよくわかりました。馬をかい、ハタケをたがやして、100年のレキシがわが家にはあります。今はもう農家をつぐものがいません! (男性)

とてもよかったです。すばらしい十勝を改めて感じました。山田さんの生き方、あこがれました。これからも。友の会と共働学舎のふれあい、深めていきたいです。 (女性)

今でもこの様な農業がある、すばらしいですね。私も昔、本別で昭和35年まで育ちました。昔と同じ・・・。いつまでも残してほしい。有難うございました。 (女性)

今年の映画祭、絶対に行きます。 (男性)

土と共に生きる。人間の原点。又、音楽を楽しみ、とてもよかったです。 (女性)

ほのぼのしました。第2編も是非作って下さい。 (女性)

あったかい人達に囲まれてみんな幸せそう♡。金じゃなく物じゃなく、心、大事なことを生活にきちんと入れていると知って感激しました。いいなあと思いました。ありがとうございます。 (女性)

とてもおもしろかったです。今度うかがってみます。映画祭の案内送って下さい。 (女性)

色々なことを学びました。生きること、愛すること、大切さ伝わりました。ご苦労さまです。みなさまありがとう。 (無記名)

機械化された時代に、本当に手づくりで食べ物を作っている人々。それも若者たちがいる事に感銘をうけました。あの子供さんがそれを引きついでくれることを祈ります。私もそういう人生送ってみたいです。 (無記名)

新得お披露目上映 2008年3月22日

「空想の森」感想いろいろ 2008年3月22日・新得お披露目上映会 新得町公民館大ホールにて

身の周りに便利なものがあふれている幸せと、不便かもしれないけれども、おいしい野菜をそだてて、食べる豊かな幸せと、どちらが本当の幸せなのだろうかと考えさせられた。自然と共に生活している映像を見て、ふと「うらやましいな」と思っている自分におどろいた。これからの自分の生活、人生を思うと、物のあふれている場所に住むかもしれないけれど、「空想の森」のような豊かな生活を忘れないで、むしろ自分なりに追求したいと思った。 (女性・学生)

映画の中のことで、観客の方々から「蕎麦だー」「よく切れるねー」と声が上がっていたのが印象的でした。見てる人と映画がとっても近いんですね。これが新得で生まれた映画だからと実感。日々の生活を客観的に見ることができる素晴らしい時間だったと思います。新得の人達はhappyだ。この映画ができて。すてきな土地だな、と思いました。「命」「土」「生き方」この3つのキーワードを感じました。ありがとうございます。 (女性)

とても良い映画でした。観た人の生き方、心のあり様を変えてしまうくらい、ある意味でとても強い力をもった作品だと思います。全国津々浦々で、世界中で上映されることを望みます。本当に良かった。完成、おめでとう!! (男性)

上映中、画面の中に引き込まれた、引きずり込められてしまった。感動した。映画はやっぱりいい!! (男性・69歳)

農業に大きな情熱で取り組んでいる二組のご夫婦の力強さに心打たれました。現在の日本の中で、一筋の希望と期待を持たせてもらいました。ラストシーンが印象的でした。 (無記名)

国道を走りぬけるだけではわからない、新得の人々の暮らしを感じることができてとてもおもしろかったです。音楽のまったり感がまたとても良いですね!!山田聡美さんと宮下文代さんの声がキュートでとても好きです。 (女性)

足元に近すぎて、目に映っているのに見えていないもの。私たちの日常にある楽しさ、面白さ、そして豊かさ。常々、その豊かさにスポットを当てて伝えていきたいと思っています。手段は違えど、「映画」という方法でそれを成しとげられているのを目の当たりにしました。今日は、ありがとうございました。 (無記名)

出てくる食べ物がとてもおいしそうで、とにかくおなかがへる映画でした。出演のみなさんが楽しそうでよかったです。 (男性)

新得屈足にふらりと引っ越してきて、そろそろ1年が経とうとしています。この映画は自分へのごほうび。この映画に出てくる人々の日常の生活は、人事ではありますが、実は人事ではないのです。宮下さん同様、有機農業を営む農家にかよいながらの町営住宅暮らし。畑の野菜とひたすら会話をくりかえす1年だったからです。私の空想の森はこれから転回しつつあります。いろいろおもしろくあり、共感あり。宮下さんのそば粉、おいしかったです。 (女性)

多少上映時間が長いと思いましたが、私が新得に住んで6年、共働学舎とは少ないですが関わりがあって、登場人物がそのまま活き活きとしている。(時々はシンドソウ)あかりちゃんの成長の様子がうれしかったです。 (女性)

かなり前のラッシュから見させてもらっていたので、完成までの御苦労がかいまみれました。ストーリーの流れや場面の移り変わりなど、とてもスムーズに分かりやすくなっていました。音と絵が大変美しい映画に仕上げられたと思います。 (男性)

近くにいても知らないことがたくさん。とても楽しかった。共働学舎での生活、素敵だなー。 (男性)

新得らしさが良く出て大変ご苦労でした。 (男性)

空想の森映画祭に行きたくなりました。 (男性)

音声、苦労のあとが理解できる。画質、少し暗いかな。ホワイトバランスが急に変化したのは何か意図があったか。(そば落としの場面)編集、ゆったりとして、内容とマッチしていた。 (女性)

新得のことが紹介されてとてもいいと思った。でも、新得以外の人や都会の人には少しわかりづらいかもしれないと思った。 (無記名)

共働学舎、宮下さんの生の姿が見れ、音響も素晴らしかった。牛の放牧、草を食べる音等、最高。 (男性)

完成おめでとうございます。とっても面白かったです!二家族の苦悩というか真摯に生きている姿が素晴らしかったです。ただ、その生き方と映画祭の関係が見づらかった様な気がします。空想の森映画祭は何だったのかなーと見る人は思うのではないでしょうか。 (男性)

2時間を越える大作でしたねー。出てくる人たちが生き生きしていて、楽しく拝見しました。私も家庭菜園をしているので、興味のあるところです。ただ、やはりちょっと長いなとも感じて、あとで考えてみると、映画祭の部分が少し多すぎたのではと思います。その分、2組の家族の生き方が少しぼけてしまったように思いました。彼らはどこへ行こうとしているのか、というのがテーマとしてもっと見えてくるとよいかなあ・・・と。でも、空とか雲とかもきれいに撮れていて、気持ちのよい映画でした。ありがとうございました。頑張ったね!! (女性)