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滋賀県大津市・大津友の家にて 2010年10月23日 

「空想の森」感想いろいろ

2010年10月23日 滋賀県大津市・大津友の家にて

上映してくれた人:大津友の会有志の方々、ありがとうございました!

良かったです~。ずっと昔、一度訪れたことがあるのですが(学舎へ)、その頃20代の私はOLで今よりも便利でリッチにやっていまして共働学舎の良さがまだよくわかりませんでした。(私にはムリ~と思いました)その後、結婚して子供ができ・・・50代になって久しぶりに見たいと思って参りました。運営なさっている方々皆様に脱帽の思いです。今日は息子と来ました。

(女性・51歳・パート)

おいしい空気が感じられるようでした。音楽もよかったです。まねはできないけれど、同じ日本にあのような生活をしている人たちがいるんだな~いいな~と思いました。

(無記名)

羽仁もと子著作集の共に働き共に学ぶという箇所が好きで、そこの部分がコミュニティとして実現していること、また、そこで生きている人々の輝いていらっしゃることが、映画を通して全身で見て感じることができました。心が震えました。伝えて下さってありがとうございます!!いつかたずねてみたいと本当に思いました。

(女性・42歳・主婦)

まねの出来ない生き方に感動しました。うらやましくもありました。映画は見にくくて首が痛く、集中しにくかった。が、内容が良いのでがまんできました。

(女性・64歳)

どう生きていくか書ききれないぐらいいろんな事を考えさせられる映画でした。観た後、カントクとお話できてパワーをいただきました。‘学園’の食作り、頑張ります!

(女性・47歳・幼稚園教諭)

農業という職業を持つ聡美さんが、仕事と子育てを両立させながら責任ある立場で働いていらっしゃる姿に、同じ女性として素敵だなと思いました。あかりちゃんをおんぶして作業をされる様子がほほえましく、自分も子供を産んで仕事も続けていきたいという気持ちと、それ程肩ヒジ張らなくても出来る範囲のことを続けていけば良いと、少し肩の力が抜けたような気持ちになりました。

(無記名)

夢とあこがれではできない暮らし。日々接する年老いた方々の姿も思いうがべつつ、今の中途半端な自分の暮らしを、これからどう舵をきっていこうかとあらためて思いました。

(女性)

皆さんの表情がとてもいいなあと思いました。食べるということ、お金じゃないんだということ、改めて考えられて良かったです。このまま雑多な日常に帰りたくない気持ちでいっぱいです。1歳半の子がいるので、常におぶって畑にいる姿がとてもとても尊敬で、でもうらやましくもあり、ほほえましく見せてもらいました。

(女性・34歳)

長い間かけて撮った映画と聞きました。出演されている人達の葛藤と愛情が伝わってきました。若い人達が子供を育てながら生活されている様子がさわやかで、大阪弁が暖かでした。

(女性・60代)

共働学舎へ行ってみたいと思いました。

(男性・15歳)

北海道の自然に恵まれた生活、楽しく拝見しました。赤ちゃんをおんぶをしたり何もかも手でする生活、都会に暮らす私はなつかしく思いました。昨年宮嶋望さんのお話をお聞きしていたので内容もよくわかりました。チーズもまた注文しようと思います。どうもありがとうございました。インドカレーの作り方、また教えて下さい。

(女性・87歳)

日頃は農業に縁の無い生活をしていますが、時々菜園をしている友人から採れたての野菜を頂くことがあります。大事に育てた野菜の美味しいこと!~!それ等を作っておられるご苦労が本当によく分かりました。個人ではなく仲間と共にされている喜びや楽しさもよくよく伝わり楽しい一時できた。

(女性・65歳)

懐かしい。自然と共に生活。生きる姿に触れて大変な苦労と共に素晴らしさを痛感いたしました。

(無記名)

私たちの日常とは全く違う自然のままの生活が巣晴らしと思いました。

(女性・61才)

子供の時に祖母の家に夏休みを過ごした生活を思い出し、なつかしい気持ちになりました。牛がいて、にわとりがいて。田んぼの中でのお昼ごはん、畑でとれたスイカ・トマト等を井戸水でひやした思い出でした。

(無記名)

先ず農業(自然)の厳しさを感じました。あかりちゃんはきっとたくましく成長されるでしょうし、どんな大人になられるのか楽しみです。聡美さんが「母の意向で学園に進み・・・」結果的に新得に行かれたのでしょうが、母親の思いにしばられているのではないか、という事も少し気に掛かったことです。独立されて自分達の思いの農業を続けられたらと願っています。

(65歳・会社員)

生活感が出てよかった。

(女性・58歳)

様々な人、様々な環境を全て受け入れながら自らの生活を楽しむ生き方に感動しました。

(女性・55歳・主婦)

話には聞いていましたが、共働学舎の様子を見たのは初めてで、知らない世界を見せて頂きました。手作りの映画(どれもそうでしょうが)という感じがすごくしました。

(無記名)

電話でこの会のことを聞いて参加しました。共働学舎のことは友の会でいつもきいていましたが、とても素直な気持ちで拝見しました。一段と身近に感じられて、これからも協力していきたいと思います。

(女性・65歳)

今の時代に合った食を大事にする生き方に共感しました。いい映画を上映されたと思います。この食の考え方が、友の会でも広まるのでしょうか?

(男性・48歳・会社員)

生活するということをしっかりとテーマに入っていて見ていて人間の強さを感じることができました。

(47歳)

共働学舎について以前より聞いておりました。大変興味があったので良い機会を与えて頂きうれしく思いました。理想と現実との葛藤、すごく感じ、これからという若い方々にぜひ観て頂きたい作品と思いました。

(女性・75歳)

盛況よすぎて見にくいです。光が入り過ぎて映像が悪い。ぼやけてます。見にくいです。残念。下の方の字は見えません。

(無記名)

色々説明までお聞きして共働学舎のことがよくわかりました。敬愛する人が広まる様願っています。

(無記名)

北海道・鷹栖町にて 2010年9月18日

「空想の森」感想いろいろ

2010年9月18日 北海道・鷹栖町

ノーマライゼーションセンターにて

上映してくれた人:松下理香子さん・松下音次郎さん ありがとうございました!

久しぶりに小さいところで映画をみれて楽しかったです。タタミの上でギュウギュウでみるのも良いですね。スクリーン手づくりもすごいです!映画、長かったけど、とてもきれいだった。夫婦でくらすのいいなあ。土や光やいろんなものがきれいだなあ。特にチーズをゆーっくりかきまぜるシーンは芸術的でとても美しかったです。冬のシーンが少なかったのは農がテーマだからかな?!厳しく長い冬。皆さんはどう過しているのかな?楽しく色々考えるきっかけとなる映画でした。ありがとうございました!カントクのお話がきけたのもよかったです。

(女性・39歳)

私は成人してサラリーマンになるまで、学校から下校すると農作業に従事しました。その頃は農薬も化学肥料も農業機械も全くありませんでした。この映画を見て、農業の原点を見る想いがしました。この映画をできるだけ多くの人、特に都市の消費者に見てもらいたいと思います。

(男性・69歳・主夫)

牛が走った姿をはじめて見ました。なんだか気持ちがとってもあったかくなる映画だと思いました。

(女性・32歳・カーテンコーディネーター)

あまりに忙しい日常をこなしていて、そういえば、こういうゆっくりした、でも厳しい日常そうだったなあ、と思い出しました。じゃがいものたねイモを植えるシーンの音楽とみんな、のそのそと動いている、のどかでまぬけな風景がおもしろかったです。いつか、どこかで機会、本当にいつか、来て上映してほしいです。

(女性・28歳・定時制高校教師)

生活の質について考えさせられました。自由なコミュニティーとは?

(男性・53歳・福祉機器製作)

質問もさせていただいたのですが、北海道生まれ育ちの私たちには気づかないような可能性や夢(?)がたくさんあるのだろうなと思います。自分も北海道が大好きで、良いところいっぱい知っていると思ってはいるのですが・・・どんなふうに関わっていったらいいのかとか、周りの人たち、その他の人たちに何をどんなふうに伝えていったらいいのか、など、いろいろ考えました。いえ、考えていきたいと思いました。暮らしている人たちは本当にすごい魅力的だ。生活も顔つきも!!私もいい顔の人になりたいです・・・ありがとうございました。

(女性・24歳)

時間がゆっくりながれている。時間を好きに使えている。毎日あせってせっぱつまって生活している自分ですがあせることはないんだと思える様になりました。私にはできないけどあーいう農業にあこがれます。

(無記名)

すべてが自然体でありのままの状態なので、とてもおもしろかったです。子供をもつ母として、あかりちゃんのおかれている環境にとても興味がもてました。毎日母親の背中で過したり、たくさんの大人たちの中に囲まれて過したり、畑と共に成長している感じがしました。私も去年、鷹栖の周りが田んぼの土地に引っ越してきました。子供は裸足でそのへん歩かせたりしてます。危ないとかダメとか言われる時代ですが、やりたいように毎日成長させていけたらいいなと思ってます。あと、畑をやる大変さ、実感してます。でも、大変さを実感したからこそ、ものの大切さがわかるなと思います。

(女性・31歳・看護師)

今まで背のびして生きてきたように思うのですが、ただ、等身大でありのまま生きたいなーと映画を見て感じました。ありのまま、その時を美しく生きたいと思いました。上映してくださってありがとうございました。

(男性・33歳・ファーマー)

久しぶりに小さな豊かな空間でみんなで楽しい映画を楽しみました。映画の中でみんなおいしものを食べてたなあ。それと二組の夫婦の関係がよかったなあ。赤ちゃん背負っての仕事、すごいなあ。いいですね。

(女性・63歳)

2家族のゆったりした生活をみて、自分の生活の時間との違いを感じ、とてもうらやましく、ほほえましく思いました。私は農家の子供として育ち、北海道の農家とは違うかもしれませんが、生活の全てが農家という仕事である為に、土や天気や人との関わりが深い生活をしてきました。小さい時はその事が嫌でしかたがなかった気がします。でも今はあの頃の生活が懐かしく、そして自分の子供には土や天気や人との関わり深い生活をしてほしいと思っています。そんな生活を思い出させてくれた映画でした。ありがとうございました。

(女性・33歳・主婦)

私も道外から来たので(親は道産子ですが)重ねてみる所がありました。最後が少し映画風に終わったのがちょっと現実と仮想とまざってしまう感じがしました。でもとても感じ入り、また道内外問わず上映をしてほしいと思います。次は作られるのでしょうか?サイトみます。

(女性・40歳・美術家)

大自然の中で牛たちがとても気持ちよさそうな様子。きっとおいしい牛乳が出てるでしょうね。長い畑での草取り、手作業でとても大変と思いました。しかも赤ちゃんをオンブしながら、でもそれを苦にしていなく、明るいお母さんってスゴイ!赤ちゃん、よく泣いてましたネ。重い大根、白菜等の力仕事。若い人の力がほしいですね。農作業の大変さを知る私です。なるべく手作業にこだわってやっているみたいで頭が下がります。そばをカラサオで落としているのを見てみんなで協力してるので出来ていると感じました。とりとめなくゴメン!

(女性・主婦)

音次郎さん、どうもありがとうございました。自分も只今と言いますか、生まれてからずっと迷い続けているので感慨深かったです。独立します。私も。やってみます。銭湯主と映画館主の夢が叶っておめでとうございます。これからもお元気で楽しくお暮らし下さいませ。

(女性・39歳・サービス業)

農業で挫折したものとして、農業の素晴らしさは分かるのですが、そのむずかしさ、苦しさも描いて頂けたらよりよかったと思いました。合わせて共同でやること、独立して農業を営んでいくことのむずかしさなども。

(男性・72歳・社会福祉法人役員)

自分の自然な時をさがす旅はつづく。

(女性・48歳)

こういう暮らし、あこがれたり、いや、大変だろうなと思ったり面白かったです。ありがとうございます。

(女性・40歳・会社員)

北海道・月形町にて 2010年9月11日

「空想の森」感想いろいろ

2010年9月11日・北海道樺戸郡月形町

月形交流センターにて

上映してくれた人:月形町社会福祉協議会のみなさん・釣崎さん、ありがとうございました!

とても良かったです。私は新規就農者。聡美さんと同じように子育て、悩み・・・共感できました。農業の純粋さ。素敵な時間、晴れ晴れとした気持ちを思い出しました。 (女性・43歳・農業)

この紙に書ききれない感想でいっぱいです。ドキュメンタリー映画、台本なしの映画に引き込まれました。 (女性・49歳・農家)

心の豊かさを訴えたかったのか、何が良いのかよくわかりませんでした。 (無記名)

十勝の美しい自然と各家庭の営みや農業に対する思いなどがていねいに記録されていて、とても心に残る映画でした。監督のお話も聞けてとてもよかったです。 (無記名)

大らかで、画面がきれいな映画でしたね。 (女性・65歳・絵描き)

むずかしいというか、わからないとか、考えられないけど、考えると・・・。1コマ1コマは何か色々感じることができました。 (男性・59歳・団体職員)

学舎で働く山田聡美さんのたくましさに感動。きつい農作業の中にも楽しみをみつけて働いていて、たいへんだけれどもとても幸せな気持ちになりました。作業風景をみて、自分が子供の頃40~50年前を思い出しました。子供の頃、家は農家だったので。 (女性・58歳・団体職員)

地域とのかかわり合いがあるのかどうかなあーと感じました。一種独特な感じを受けました。農業が楽しいとは感じられなかったかなあー。私自身は、生まれた時は農家で小6~29歳までは農家ではなく、終始して、又農家になりましたが、農が楽しいと思えない年齢になりつつあります。 (女性・55歳・農業)

私の祖父母が新得町に住んでいたので、チラシを見てすぐに見に行きたくなりました。私自身も3年間暮らした町でしたが、私の知らない新得町といった感じでした。友達も今も新得にいますが、久しぶりに行きたくなりました。 (無記名)

町の仲間の人との交流を通して、たくましく生きている姿を見てうらやましく思いました。 (女性・52歳・看護師)

農家の大変さと生きがいが分かりました。 (無記名)

沢山の人達が共同で生活されている事は大変すばらしい事。みんな生き生きと生活されている様子が感じられました。 (女性・61歳・主婦)

人と人との絆、出会い、農業に対する強い決意。共に生きてやり遂げる熱意に心を打たれました。大自然の中、農場、共存の重要性、自分たちの力でライフスタイルを守り、人は無限の力を発揮、なしとげられると見事に表現された作品。感動痛感致しました。ありがとうございました。 (女性・67歳)

昭和30年より50年頃の事を思い出しました。 (女性・70歳・農業)

ドキュメンタリータッチでとても良かった。 (無記名)

母が新得出身で幼い頃よく行っていたので、その風景になつかしさを感じました。 (無記名)

子育てをしながら、子どもに現体験、実体験をハイハイの時からさせている姿は素晴らしいと思いました。 (無記名)

私は5歳から中学2年まで新得で暮らしていましたので、とても懐かしく見せていただきました。自然の中でこの様な暮らしが今も有るのかと素晴らしいし、うらやましいと思いました。 (無記名)

大阪府・ヒューマンドキュメンタリー映画祭・阿倍野にて  2010年8月21日

「空想の森」感想いろいろ

2010年8月20日~22日

ヒューマンドキュメンタリー映画祭・阿倍野2010にて

*映画祭の用意したアンケートでしたので、その日に見た映画の感想をまとめて書かれた方が多かったです。そのまま、打ち込みました。「空想の森」の上映日は2日目の8月21日でした。

今年で退職したので3日間全部見ました。それぞれに感動した。力作ばかりだった。特に良かったのは「ハダカの城」・「犬と猫と人間と」・「空想の森」・「with・・・」・「泣きながら生きて」・「トーク・ドキュメンタリーの多様性」。どれもとても長い時間や根性が表れていて、すごいなあと思う。8年間ちょこちょこっと見ているが、自由人になれたので今年は全部見てやるぞと気合を入れて取り組んだのも良かった。やっぱり、気合だ!キアイだー。来年はスタッフにでもなろうかとも思うが、お世話する側になれば、気合を入れて見れないのではないか、ジレンマを感じます。

(男性・63歳・フリー)

6年前、鹿追町の牧場で働いていました。学舎のチーズ大好きです。となりの街でこんなに暖かい人々が集まって楽しく働いているなんて知らなかったです。教育ファームで働いていたのですが、客観的に見たら映画と同じような生活を送っていたんだろうな・・・中にいると分からなくて外の世界ばかりうらやましくなり、辞めてしまいました。物が沢山ある生活・自然と共存する生活・・・どちらが私らしく生きられるのか、また考え直すきっかけになりました。

(女性・31歳・フリーター)

人間の営みの楽しみ・苦しみ・おかしさ・美しさ・自然のおおらかさ・厳しさ。ゆったりとした音楽と共に教えていただきました。ありがとう!面白かったです。

(無記名)

製作者のテーマの動機が面白く、作品にかける努力、苦労が珠玉の作品を作り出したのが良くわかりました。映像の力もすごいけれど、映像のない映画も想像力が刺激されて良かったです。大変お得な1300円でした。ありがとうございました。

(女性・会社員)

「with・・・」、「空想の森」、「風のかたち」、良かったです。「感謝一筋」も。たま来年見ます。

(女性・66歳)

「犬と猫と人間と」。大変よかったです。感動しました。少し文句を云わせてもらえば、最後の1/3位の所がねむたくなりました。もう少しカット?すんまへん。「トーク」の中での伊勢監督のお言葉で「写す」つもりが「写っていた」良いお言葉です。感動しました。「南京・引き裂かれた記憶」。よかったです。小生も昔人間で少し右よりなんですが・・・戦争はいけませんネ。元日本兵の語りの中で「既婚者が先に行動し、その後に独身者の兵が行為を行った」とのくだり、ものすごくリアルでした。これぞ本音ですよね。別件で、飲み物販売結構でした。缶ビール200円安い。「たこやき」売って下さい。アンパン・クッキー等でも。「空想の森」。北海道は新得町へ、いや、共働学舎へ行きたいと思いました。小生も山田です。ものすごく親近感を持ちました。冒頭での聡美さんのお話のシーンに写っていた「つるはし」・・・あれを観ただけで農作業、それも北海道の手作業の厳しさ、よくわかりました。それに次での冬の学舎の食堂の場面の雪の中のシーン。プラスチックのソリ3台の赤・黄・青のカラー、強烈でした。それに、聡美さんがベットよりあかりさんを抱き上げた時、「おむつ」の匂いをかぐ仕草がものすごくリアルで素晴らしかったです。田代陽子監督の益々の御活躍、お祈りいたします。

(男性・74歳・会社員)

もうちょっとストーリー性のあるものをたくさん見たかったです。

(男性・33歳・清掃業)

「みなみ風 その2」。旅行記なので良い所ばかりでした。日常や旅行での社会のおかしな点を少しは描いて欲しいです。「ラジオドキュメント 獄中13年」。言葉で表現がなされていて、言葉の大切さが分かりました。情景は心に浮かぶのですが、個人の素養や創造が必要と考えます。「犬と猫と人間と」。昨年劇場で観ました。日本社会の異常な面、動物に対する愛情と人間関係のひずみを感じました。「南京・引き裂かれた記憶」。戦争反対の日中の証言。中国の証言は言葉が分からないので、本当さが弱いと感じます。写真や映像でない証言なので衝撃が大きいです。「空想の森」。食(材)の空想は見られましたが、衣・住の空想は欧米型で、アジアの空想が見られなくて残念です。

(無記名)

ドキュメンタリーを観たのは、昨年の10月に「空想の森」が初めてでした。その後「未来の食卓」・「犬と猫と人間と」・「命の作法」・「ミツバチの羽音と地球の回転」・「1/4の奇跡」と次々観る機会を得ました。今回は、地元で観た「空想の森」と「1/4の奇跡」が上映されるというので映画祭というものに初めて参加しました。「タイマグラばあちゃん」を観て昔ながらに伝わるみそ作りや豆腐、じゃがいものだんご等、いろんな生活の知恵を見せつけられ、今は何もかも便利になりすぎて衣・食・住の基本的なものがおろそかというか安易になっているように思った。大切なものは是非継承していくべきだと。それが本当に基本的に人間が必要としていることだと思った。「南京・引き裂かれた記憶」はすごく衝撃的だった。今、日本人は平和な生活にあぐらをかいているが、こういう時代に至るまでには悲惨な現実があったんだと。以前の日本は今のアメリカと変わらない。人を人と認めず大量虐殺して、戦争は人をかえてしまうのだと。どうすれば世の中から戦争がなくなるんだろうと。真実なのだが耳を塞ぎたくなるような現実にショックだった。ドキュメンタリーって映画なのだがライブで、何回か観た作品もその時の自分の心境で同じ作品でも感じ方が違い、自分自身を元気づけられた作品があった。今後も機会があれば、ドキュメンタリー作品を見続けたい。それぞれ監督の話も良かった。これからも映画をずっと続けてほしい。今日、映画祭の3日目を迎えて、また新たな感動をした。ヒューマンドキュメンタリー映画ってすごく奥深く、それぞれの主人公の生きている存在感。意義を感じとり、自分は何のために生きて、何をするべく生かされているのかすごーく考えさせられた。人は生きていると良い時も悪い時もある。今新しいことを始めるにあたって、ちょっと落ち込んでいたが、勇気をもらえる映画が数々あり、これから先、自分は自分らしく、自分に与えられた使命(?)にあった生き方ができたらと思った。

(女性・58歳・自営業)

「みなみ風 その2」。子供達の笑顔を見ると涙が出ました。親子とひとつの作品をつくるって素敵ですね。

ドキュメンタリー。初めてラジオドキュメンタリーをきいてとても感動しました!このドキュメンタリー映画祭にもいい取り組みだと思いました。坪井ディレクターさん?の話もとてもよかったです。「耳で見るニュース」という番組がありますが、まさしく耳で見る映画ですネ。「犬と猫と人間と」。は(十三)七芸で見た時より一段とカントクさんのナレーションが心に響いてよかったです。「南京・引き裂かれた記憶」。も思いテーマで素晴らしかったです。「空想の森」は内容はよかったが、ナレーション練習した方がいい。

(女性・55歳・主婦)

ドキュメンタリーをこんなに見たのは初めてです。面白くて3日間通いました。来年もきっと見に来ると思います。

(男性・51歳・自営業)

今回で2度目か3度目の映画祭での鑑賞ですが、今回特にバラエティーに富んでおり、まったく飽きることなく、3日間とも観ることができました。監督さんやディレクターさんのお話もおもしろく聞けました。「南京・引き裂かれた記憶」に関する歴史的認識が確かなものになってきた。社会派ドキュメンタリーの真髄と思った。「ラジオドキュメント 獄中13年」もあの時のあの話はこうだったのかということが分かり、とても良かったです。震災のもたらした数多くの人生があるのだと学ばせて頂いた。結論。どの作品にも感動しました。時代の波に翻弄されながらも、その時その時の選択が当然ながら、後の人生に大きな影響を与えているのだと強く認識しました。私は絵画を鑑賞したり、寄席に行ったり、歌謡曲等を聞きに行きますが、最近の映画はCGを使ったものが嫌いで、ほとんど劇場に行かなくなっていました。ただ、ドキュメントは子供のころから好きで、NHKの現代の映像や新日本紀行などをよく見ていました。特に真実を解き明かしてゆくような社会的なものが好きです。ただ、年齢を重ねるうちに、人間の生き方や暮らし方に関するものに、多くの共感を覚えるようになってきました。今回の作品の監督さん逹がそうであったように、作りたいものを作りたいようにして頂くのが一番良い作品ができるのではないかと、今回の映画祭を通じて思いました。

(男性・61歳・会社員)

廉価で、何年にも渡ってこのような映画祭があったとは。知らずにいて残念ではありました。しかし、今回も(2日目)秀作ぞろいで、来たかいがあり、むくわれた気がします。今後も期待します。1日目は仕事で来れなく、またすでに見た作品もあったあので、ということでした。元々ドキュメント映画好きでその理由に、真正な事実を基に記録して、それを実際に映写して観る人々の心の中に、記憶に残るような製作物と、勝手に定義しているのだけど、それにふさわしい作品群であったように思います。長くなるのでこの辺で。

(無記名)

滋賀県彦根市にて 2010年6月12日・13日

「空想の森」感想いろいろ 2010年6月12日・13日滋賀県彦根市・久左のまちやにて 花しょうぶ通り商店街の勝負市といっしょにやりました 上映してくれた人:奥田好香さんをはじめ彦根応援団のみなさん ありがとうございました!

普通の家族、普通の人間関係というか、本当は、人はこんなふうにあたたかく生きていくことができるし、望んでいることなんだろうなあ・・・と思いました。早く早く・・・とスピードと機械化、利便性を求める傾向が強い社会の中で、少しホッと、家族や人のあたたかみを思い出させてくれる映画でした。今後も各地域で上映される機会があると良いと思います。すてきな映画をありがとうございました。

(女性・38歳・会社員)

本当に豊かな生活がそこにありました。お金では買えないもの・・・安全で美味しくて採れたての野菜、ほんもののチーズ、心から楽しんだり、笑ったり、悩んだり・・・。今ではぜい沢なものです。そして新得空想の森映画祭に行きたくなりました。これからこういう映画祭―皆が楽しめるもの、私も作りたいです。音楽もステキ。映画を友人にすすめたいのですが、DVDは販売されているのでしょうか。

(女性・37歳・農業+事務職員)

映画の中で印象に残ったシーン:牛が放牧されて、草をいっぱい食べて気持ち良さそうに昼寝をしている所。この牛乳を飲んでみたい。この牛乳で作ったチーズはおいしいにちがいない。あかりちゃんが畑でほっかむりをしてはいはいする姿。お母さんに抱っこされてうれしそうな顔。感想:わらわらとたくさんの人の中でいろんな人、仲間に囲まれて育つ子どもと核家族で、あれはダメ、これはダメ・・・!と育つ子どもとでは自分を作る成分が変わってくるだろうと思う。

(女性)

映画の中で出てくる景色がすごくキレイで、風の音や雨の音、土の上を歩く音、生活の音がとても心地よくて、おだやかな気持ちになりました。

(女性・19歳・大学生)

とても心が豊かになりました。どの場面も五感を感じるシーンばかりでした。ありがとうございました。

(無記名)

ゴロンと横になって見たい、とずっと思っていて、できなくてカットウしているうちに終わりました。出演している人たちが、みんなとてもいい顔してはって、本当の豊かさを感じました。チーズ作っている時も音楽聞かせているのでしょうか?野菜、食べたいです!

(女性・50歳)

また、ちがう日に、ちがう角度でみてみたいです。

(女性・23歳・福祉施設職員)

今回見させてもらった映画「空想の森」。自分の人生のヒントになればと思いお邪魔させてもらいました。今の時代、何もかも便利になりすぎ、人は生きていく知識がなくなり、お金にふりまわされているように思う。奥田さんが言っておられた子育ての風景から感じとれるように、もう少し時間を大切に出来ればと思います。うまく言いたい事が表現できてなくてごめんなさい。ありがとうございました。

(男性・28歳)

共働学舎での暮らしが印象的でした。他人と一緒に暮らすことも、同じ目的を持つ者同士だと、あんなにも楽しく豊かなものになるのだなあ、と感激でした。チーズ食べたくなりました。あの景色、空気の中で、草わらの中に寝そべったら、きれいな青い空、夜空が見られるのだろうな、と想像しました。自然の中で暮らす、とても憧れます。

(女性・37歳・主婦)

仕事・子育て・個の生活の融合というか、人と人とのつながりの中にすべてあるという感想をもちました。これが自然な人本来の生き方、その姿なのかもしれないと思いました。ありがとうごじました。

(女性・53歳)

この映画に出てくる人みんなが、とても生き生きと豊かに生活しているなあと思いました。仕事で忙しい毎日を過している私にとっては、普段の生活を見直さないと・・・と思ったりもさせられました。そしてあかりちゃんとの親子愛がとても私の心にひびきました。子どもをいつも置き去りにしている自分自身を反省・・・。どうもありがとうございました。

(女性・44歳・教員)

自分一人ではなく、多くの人々にも観て頂きたいと思います。

(女性・55歳・主婦)

私は農業をやっていませんし、まだ母親でもなく、どんな映画だろう?と思い何も知らないまま見させてもらいました。最後の話の時にいろんな目線でみてる方がいると話されていて、私も母親になった時、あんな風にのびのびと子育てをしたいと思いました。とても良い映画でした。ありがとうございました。

(女性)

観ているときから、人のあたたかさや家族のきずな、仲間の関係の大切さを感じることができました。あたたかい気持ちになることができました。

(男性・19歳・大学生)

必要最低限のお金で豊かな生活ができるんだと思いました。人と競争するんではなくて、人とつながって生活したいと思います。

(女性・28歳・団体職員)

今から3年前くらいに畑をはじめて、すごーく身近に感じました。共同生活もすごーく興味ができました。又、みたいです。ありがとうございました。出会いに感謝します。

(女性・主婦)

ゆったりと流れる自然の中の暮らし。自分の人生は自分でつくっていくもの。人生は、実は楽しいものだと思いました。

(女性・44歳)

奥田さん、ありがとうございます。彦根に来られる機会になりました。これから勝負市にも行ってみます。上映会に手を挙げられた勇気に感謝します。子育て支援の御取組にも興味深く関心を持っています。田代さん、今回の感想は、この映画はロードムービーだな、と思いました。山田聡美さんのロードムービー。でも実はその一方で田代陽子さんのロードムービー。

(男性)

色々な生き方があるんだなと思い、よくお金は大事とか、子育て(教育)にはお金がかかるから貯めなさいと言われるが、お金やお金以外の財産(技術や人間などいろいろな力)について改めて考える機会となりました。

(女性・40歳・主婦)

自分自身のくらしを見直すきっかけになりました。ゆったりとした時間をありがとうございました。あと、チーズおいしそう。

(女性)

自然と共に生きるとか、自分で食べるものは自分で作るとか、みんなでもちをついて食べるとか、赤ちゃんが土の上をはいはいしてるとか、この映画に出てくる人はみんな生きてました。自分の今後の生き方を考えさせられました。

(女性・23歳・NPO職員)

農業のことは分からないのですが、人々の笑顔につられてしまいました。ありがとうございました。

(女性・34歳)

滋賀会館で初めて見せていただきました。今日は奥田さんからお便りをいただき、まいりました。2回目になると前には気付かなかったことに気付いたり見ている自分の変化にも気付かされました。ドキュメンタリーは初めてでしたが新鮮です。新潟で農家をやっているおじを思い出してなつかしく見せていただきました。ありがとうございます。

(女性・49歳・パートタイマー)

自然と共に生きている人たちを見て、とてもうらやましく思いました。私自身も自分らしく生きていきたいと改めて感じることができました。

(女性・40歳・自営業)

とてもすてきな人たち、その自然で真っすぐな生き方に感動しました。宮下さんご夫婦、大好きです。

(40歳)

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