2012年10月9日。
今日は19:30から高崎市民測定所クラシルの運営会議。
撮影させてもらうことになった。
この地で暮らしてゆくためには、測定して暮らし方を考えてゆくことが大切。
2012年4月21日、そんな思いで仲間といっしょに立ち上げたクラシル。
7月18日現在で474検体を測定している。
——–高崎市民測定所クラシルとは———————————————————- 以下HPより http://kurashiru.blog.fc2.com/
放射線という、未知のもの。 不安や戸惑いはありませんか? 大事な判断は他人任せにしたくありません。 でも、それは「一人で決める」ということではないと思います。 まずは測って、あなたの身の回りの状況を調べてみませんか? 高崎市民測定所では、測定結果をみんなで一緒に考えていきたいと思います。 ——————————————————————————————————
17:30 進さんと高崎へ向かう。
中医研の近くの中華料理屋さんで夕食。
19:30 クラシルに着くと、運営委員の人たちが集まっていた。
今日は倉渕の人が多かった。
丹羽さんが早速測定器を説明してくれた。
実際に測定を担当しているのは甲田君とのこと。
運営会議が始まった。
いくつかの議題について話し合われた。
その中でも、測定状況と測定プロジェクトについて、議論が白熱した。
測定をしている甲田君は検体を持ち込んだお客さんと直に接している。
甲田くん自身、農家から直接野菜を仕入れて販売したり、自分で米や野菜もつくったりしている。
生産者と消費者の気持ちがよくわかるだけに、測定結果の説明の仕方や、数字のとらえ方など、
日々考え悩みながらやっている。
運営委員の人たちも、ほとんどが生産者。
クラシルをなぜ立ち上げたのか、どういう測定所でありたいのかなど、みんなで確認し合っていた。
それにしても、みんなものすごい勉強している。
測定のこと、数字のとらえ方・・・。
こうしていっしょに勉強して相談し合える仲間がいることが素晴らしいと思った。
23:00過ぎ、会議が終わった。
立ち上げ当初は、夜中の1時2時過ぎまで会議をしていたそうだ。
みんなにとって、今現在直面している最大の問題なので話は尽きない。
倉渕に着くともう0時を回っていた。
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