ファブリカ村入口。
2011年6月19日。
滋賀県・能登川・ファブリカ村にて主催者の北川陽子さんと28日の上映会の打ち合わせ。
奥田さんと一緒に行く。
ファブリカ村は土・日営業。
週ごとにシェフが変わるランチを始めたとのこと。
この日は、和食で「びわ鱒」をいただきながら打ち合わせをした
。滋賀県ならでは食材、そして器も素敵だった。こんなランチなら毎週でも食べに行きたい。
日曜日。ファブリカ村めがけて遠くから来るお客さんも多い。
北川さん、妹さん、お母さんはあたたかく迎えてくれる。
ここが上映会場。
食事の後、上映会場を見に行く。
能登川コミュニティーセンターは、能登川駅からも近い。
機材もそろっていたので心配なさそうだ。
子民家「etokoro」ここで交流会をする。
地元の晴れやかファームの野菜の料理や地元の酒などが出てくるそうだ。
上映後の第二部の交流会会場の「えところ」を見に行く。
コミュニティーセンターからすぐのところにある。
昔の面影の残る一角。
3軒の家なのだが、昔は一軒の家だったので、廊下でつながっている。
蔵もある。
おもしろいつくりなのだ。
その一軒が、みんなで使う子民家「etokoro」。
ファブリカ村の内装を手がけた安土建築さんが机や椅子などをつくったそうで、大人も子供も使えるスグレモノ。
子供たちも時々ここにやってくる。
一件は大学の先生が住んでいる。
もう一軒が昔北川さんが住んでいた家で、今「絽絽(ろろ)」と名前を付けて、時々会合などで使っているそうだ。
能登川の街並みをなるべく残したいと、北川さんは地元の人たちと動いている。
代が変わると家をつぶして駐車場やビルにしてしまう人も多いという。
昔の家・街並みを残し、そこに人が集まり、食べたり、飲んだり、話したり・・・。
近江のモノづくり、食文化をここから発信していきたいと、北川さんたちは日々奮闘している。
その熱がビシビシと伝わってくる。
北川さんといっしょに上映会ができることをうれしく思った。
ここは北川織物の工場だった。内装を新しくしてたが、父さんが大事にしていた機械を真ん中に置いている。
今も現役だ。
この日、デモンストレーションでこの機械を動かした。
天井にパイプが一本あってそこに馬の皮のベルトをつけている。
これで織物の機会が動く。
北川さんは本業は染色家なのだ。
妹さんは麻の生地で服などをつくっている。
28日の上映会ががぜん楽しみになってきた。
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