2010年12月2日。夏日。桜坂劇場6日目。
今日も暑い。
桜坂での上映もあと2日だ。
毎日通るてんぷら坂。
ここで私の友人の飼っているネコと同じ柄のノラネコを見かけた。
元気にしているかなあ。
桜坂劇場の入り口のクリスマスのかざりつけをバックに子供たちが記念撮影をしていた。
撮影が終わると、劇場の方を向いてありがとうございますた!とご挨拶。
本日のお客さんは10人弱。
上映後の質疑応答の時に、女性のお客さんがこんな感想を言ってくれた。
タイトルから想像していた内容と違っていて、とてもよかった。
豊かな時間を感じた。もっと多くの人に見てもらいたいと。
ここで上映できて、この人に観てもらえてよかったなあと、また思った。
外は夏日。
金壷食堂のちまきがおいしいと、かじゅまるガーデンの直美さんから聞いたので、ひとつ買ってお昼ご飯にした。
ボリュームがあり、とってもおいしかった。
近くの「う茶わき」というカフェで琉球紅茶を飲んだ。
沖縄でも紅茶がつくられているなんて知らなかった。
近所で洋裁教室の先生をしている屋富祖京子さんがたまたま居合わせ、映画の話をひとしきり。
リツ子さんはドキュメンタリー映画が大好きだそうだ。
京子さんも生徒さんに宣伝するわーと言ってチラシを持っていってくれた。
宿に帰ると、オオゴマダラの幼虫がさなぎに変身するところだった。
宿の人といっしょにその瞬間を見届けた。
オオゴマダラの幼虫
この幼虫が、ぶら下がって、赤い斑点が消えていく。
ピンとしたひげがヨレヨレになってくる。
そして下の方の節が割れ、キレイな黄金色の中身が見えてくる。
どんどん表面の黒い皮が上にめくれ上がっていき、最後に頭が落ち、さなぎになる。
金色のキレイなさなぎになる。
一番手前がさなぎになりたてです。
なりたては、表面がまだ柔らかい。
全ての幼虫がさなぎになれるわけではない。
失敗するものもいるそうだ。
3週間ほどして羽化し、そして、蝶になる。
このオオゴマダラとうい蝶は、実に優雅に空中を舞っている。
この宿の庭にも、たくさんのオオゴマダラがとんでいる。
宿の人はとても大切の育てている。
日に2回餌のオーライカガミという植物の葉を与えている。
食欲大盛だそうだ。
オオゴマダラはこのオーライカガミに卵を産みつける。
幼虫を学校などにもあげて、子供たちが観察しているそうだ。
夜。柏屋食堂にて「がじゅまる仲間」と食事。
定食が600円。20時までオリオン生ビールが200円。
いいお店である。
話せば話すほど、それぞれ面白い。
また那覇に来たい。
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