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信級日記 vol.22

令和元年10月1日

今回は撮影の一坪くん、録音の柳屋さんも東京から参加してくれることになった。

久しぶりの3人体制での撮影。

すごく嬉しい。でも緊張もしていた。

半月ほどの撮影にのぞむ今回、宮平の一軒家をお借りできることになった。

スタッフで合宿生活をしながらの撮影になる。

なるべく快適に過ごせるようにできるだけの準備をした。

ということで、撮影機材に加え、調味料、炊飯器、食糧などもパッキングして車に積み込んだ。

いよいよ自宅を出て車に乗り込むとき、外に出ていた飼い猫のにゃあたが、「にゃあー!」と家に帰ってきた。

私を見送りに帰ってきてくれたようで、とても嬉しく少し長めの別れのハグをした。

日が暮れるのが早くなった。

苫小牧港へ向かう道中、夕日がとても綺麗だった。

19:30出港。

持ってきたおにぎりと味噌汁で夕飯を済ませ、風呂に入って早めに就寝。

どんな撮影になるのか、

ではなくて、いい撮影をするのだ。

いい撮影とは。

各スタッフが能力を発揮できるよう、気持ちと環境を整えること。

被写体の人たちに向き合う。

考えているうちに眠りに落ちていった。

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