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信級日記 令和2年秋 vol.52

2020年10月15日 雨のち曇

6:00 起床。ストレッチ。コーヒー入れる。

6:50出発。小雨が降っていた。宮之脇の明石家へ。

じっくりと家族の日常を撮影するのは久しぶりなので少し緊張。

今日は明石くんがさぎり荘に出勤するまでを撮影させてもらうことになっている。

挨拶をして、早速撮影開始。

いうらちゃんは朝食の支度にかかっていた。

明石くんはいっちゃんをみている。

まず台所へ。

いうらちゃんはテキパキと手早く朝食と明石くんのお弁当をつくっていく。

棚に並んだお皿、料理道具がなんともいい。

時々撮影している私に話しかけてくるいうらちゃん。

居間では明石くんがいっちゃんと朝の時間を過ごしている。

明石くんは昼前に出勤し、夜10時頃に帰ってくる。

朝のこの時間が、いっちゃんとの時間なのだと思う。

独特の空気感。

私は夢中でファインダーの中の彼らを見ているうちに

明石家の朝に引き込まれていく。

居間で一花ちゃんを交互に見ながら二人は朝ごはんを食べる。

二人とも本当にいっちゃんが大好き。

いっちゃん、愛されてるなあ。

11時過ぎ、明石くんはお弁当を持って、出勤。

いうらちゃんといっちゃんが見送る。

シアワセな撮影だった。

「お腹空いたでしょー」

というらちゃん。

うどんとサンドイッチをご馳走になった。

ほんと、おいしかった。

食べながら、いうらちゃんは、

明石くんのこと、結婚のこと、出産の時のこと・・・

いろんなことを話してくれた。

私は話を聞きながら静かに感動していた。

植野くんの家の前の茂人さんの家が空き家になっている。

いま、そこに移ることも考えていて、茂人さんのお兄さんと話をしている最中。

今度私が撮影に来るときは、岩下に引っ越してるかもしれない。

そうしたら、また撮影させてもらおう。

宿舎に戻り、休憩。

コーヒーをいれる。

そしてみんなの予定を伺いに出発。

メリーさんの家にて。

昨日のお礼と日常の撮影のお願い。

それから猫の話。

メリーさんは3匹のメス猫を飼っている。最近黒のオス猫が居着いてしまい先住猫と折り合いが悪くて困っているとのこと。それで今、里親を探中。クロちゃん、優しいメリーさんに甘えまくっている。

写真の勉強をしていたこと、モデルの仕事をやっていたこと、都会での暮らしが合わなかったこと、なぜ信級に暮らすことになったのかなど、色々話をしてくれた。

優しくて繊細なメリーさんが都会で暮らせないのはわかる気がする。メリーさん、本当にのぶしなに来てよかったねーと思う。

浅野家にて。優美子さんと。

来月11月の10日くらいが予定日とのこと。信級で待望の女の子。

ホント、もうすぐ出産というのにゆみこさんはよく動く。無事に生まれること間違いなしだと思う。

コースケがスクールバスで帰ってきた。ひかるちゃんと一緒に散歩に出る。

植野家にて。

香緒理さんと今までの近況を話す。

そして植野くんが玄米を焙煎してるとのことで、焙煎小屋へ。

せっかくなので撮影した。

焙煎を待つ時間に植野くんと話す。

今、産業廃棄物の焼却炉が、さぎり荘の近くに建設される問題が浮上している。

植野家、浅野家、加藤家、明石家は反対の立場で、今後どうしていこうか考えている最中とのこと。

そしてさぎり荘へ。

明石くんがフロントで働いていた。

撮影のお礼を言う。

そしてお風呂に入って、夕食もレストランで済ませた。

宿舎へ戻る途中、浅野家に寄る。

浅野さんと少し話す。お米まだありますか、なんでも言ってくださいなど、気遣ってくれる。

ホント、ありがたい。

宿舎に戻り、やす栄さんに昨日のお礼の電話。

「昨日の藍染はホント、とてもよかったです。母もとても楽しんでいました。またこんな風にやりたいです。」

とやす栄さん。

自分の両親の仕事を記録して欲しいとやす栄さんも思っていることは

私にとってとても心強い。

心一朗くんに電話。

いつでも撮影おっけいとのこと。

今回は、信級に暮らす人たちの日常の仕事、暮らしを撮ることができると感じ、

とても嬉しく思った。

さあ、明日も頑張ろう。

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