2017年6月26日。
あっちゃーふぁーむからの、このスカッとした眺めを目に焼き付け、
一平ちゃん、ゆきさん、むぎちゃんと別れる。
この出会いをつくってくれた富士夫さんと一緒に、
「空想の森」の縁から「風のたより」の製作を協力してくれた
すぎな農園の竹渕さん、農カフェの岩田さんに会いに行く。
赤城の竹渕さんの田んぼ。「循環森やまの家」のすぐ近くにある。
只今竹渕さんは、倉渕から赤城に引越しの真っ最中。
田んぼと畑は2年前から赤城で始めている。
ニワトリはまだ倉渕の鶏舎にいるので、行ったり来たりの毎日とのこと。
鶏舎ができないことにはニワトリを連れてこられない。
赤城に鶏舎を急ピッチで建設中。
ようやくできた一つめの鶏舎。確かにキッチとした感じだ
これから、これと同じものをあと5棟つくるのだ
6畳ほどの鶏舎を3つ並べてつなげた建物を2棟作る予定。
只今、ようやく一つできたところ。
「今回はきちんと作りすぎて、体の具合が悪くなっちゃった。
いい加減に作るほうが性に合っているみたい」
と進さん。
ここに自宅を建てる。下の段も敷地がある。
自宅を建てる土地も案内してもらった。
秘密基地のようなところだった。
ここで家づくりワークショップをしながら
家を建てるという。
竹渕さんが倉渕から赤城に引越しすることになったのは、
こんなことがあるからです。
「循環森やまの家」の玄関の前で。
左からミヤコさん、私、竹渕進さん。
竹渕さんの仲間で、ミヤコさんという女性がいます。
ミヤコさんは長年、児童養護施設で働いていました。
ここ何年か、その仕事と自分の暮らしを一つのものにしたい!
と思うようになってきたそうです。
そんな時、ご縁があってこの赤城の山の中に別荘として使われていたお家を使わせてもらえることになったそうです。
中でお茶とお菓子をいただきました
そして今、ここに移り住み、施設の子供たちを受け入れて
この家で一緒に暮らしながら18歳まで育ててゆくことになりました。
この家は、ここで暮らした子供たちの実家になるんだなあ。
今、二人の男の子がこの家で暮らしています。
「私、子供たちのお母さんになるんです。」
とミヤコさん。
そのお手伝いを竹渕さん夫婦はしています。
こどもたちの夕食を作ったり、
竹渕さんの田植えや畑仕事を子供たちと一緒にやったり。
進さんは男の子たちのお父さん的存在とのこと。
今回、赤城の森やまの家の全容がようやくよくわかりました。
感動しました。
竹渕さんも新たな道を進んでいるのでした。
「循環森やまの家」HP http://46banchi.wixsite.com/46banchi
そして赤城から榛東村の岩田さんの家へ。
相変わらず風通しよくて気持ちのいい家だった。
竹渕さんのお連れ合いの智子さんも合流。
岩田さんの妹のひさこちゃんも、お昼休みでご飯を食べにやってきていた。
私たちも一緒に少し遅いご飯をみんなでいただいた。
久しぶりに会ったけど、久しぶりじゃない感じもした。
ただ、娘のゆかりちゃんが大きくなっていたのには驚いた。
今日はたまたま学校を休んでいて会うことができた。
もうすぐ私の背も越されそうだった。
撮影していた時は私にまとわりついてきたのに、すっかりお姉ちゃんになっていた。
弟の幸生君は保育園に行っていて会えなかった。
とてもよく喋る子になったらしい。
今度会うのが楽しみだ。
出会ってからもうすぐ10年くらいになる。
映画が繋いでくれた縁。
ありがたいです。
今回もエキサイティングで温かい気持ちになる上映の旅でした。
左から、竹渕進さん、竹渕智子さん、岩田忠男さん、私、岩田紀子さん、富士夫さん
群群馬県の赤城山麓にある小さな家の暮らしです。た
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