2017年6月17日。
栃木県鹿沼市の粟野。
忘れらない一日になりました。
会場は山のようちえん。
ここに足を踏み入れた時から、
私はなんだか嬉しくて楽しくてワクワクしていました。
今年の4月からオープンしたばかりです。
今回のツアーをコーディネートしてくれたのは、栃木に暮らす友人のありちゃん。
その友人の富士夫さんも一緒に、これから3人でこのツアーを回ります。
この日は、幸運なことにもう一人、
頼りになる男・大工そしてカメラマンでもあるのヒロシくんも多忙にも関わらず手伝ってくれました。
この日は野外上映。
ヒロシくんが大活躍。
なにはともあれ、スクリーンづくりが始まりました。
その辺にあった棒を見繕い、穴を掘り、しっかりと埋めて棒を立てる。
きっちり水平をとり、美しいスクリーンが完成しました。
母屋では、この幼稚園を運営するめみさんや友人のミキちゃん、
益子で「風のたより」上映会を主催してくれる尚子さんも手伝いに来ていました。
「うわー、チーズおいしそー!何にのせようかな。」
「そこの柿の葉っぱがいいんじゃない。」
なんて話をしながら、取り寄せた山田農場のチーズやワインの準備。
みんなニコニコキラキラしていて、私のテンションはさらにあがっていきました。
お客さんも、三々五々やって来て、子どもたちは思い思いに遊んでいます。
私が子どもだったら、このようちえんに通いたいです。
那須烏山で農家をやっている青年。
益子の方が近いけど、ここで見たいからと、遠いところ見に来てくれました。
上映までまだ時間があるので、子どもたちの遊具を作り始めました。
この幼稚園にもネコがたくさん暮らしています。
ここのネコたちはホント、幸せそうです。
出店する地元のカレー屋さんも準備を始めました。
映画の中に登場するラムヤートのゴンちゃんのお友達が、お母さんと一緒に見に来てくれました。
暗くなるまでにまだ時間があります。
めみさんが、いくつか歌をうたいました。
子どもたちも踊り出します。
みんなで山のようちえんの歌を歌いました。
上映が始まる前から、私は胸がいっぱいになってしまいました。
日が暮れて上映スタート。
画も音も素晴らしかったです。
富士夫さんが機材を調達してくれたおかげです。
スクリーンの周りに見える風景(山、ヤギ、ネコ、子どもなど)とスクリーンに映る映画が一体となった野外上映。
それがとても心地よかったです。
梅雨に入ったというのに、雨も降らず、風もなく、虫もいなくて・・・。
映画を見ていると、小さく光るものがあちこち飛んでいます。
そうです。
蛍でした。
画面の前や私たちの頭の上をツーっと蛍が飛んでいます。
こんなにたくさん蛍を見たのは初めてです。
蛍の光越しの映画鑑賞。
なんだか神様がくれたプレゼントのようでした。
映画を見ながら私はまた込み上げてきました。
この場にいる人たちの色々な思いが重なって集まった一期一会の時間と空間。
記念すべき日。
打ち上げ。
あまりに楽しくて、気がついたら外は明るくなっていました。
4時でした。
この幼稚園に通っているオトちゃん。
富士夫さんも無事に上映が終わって嬉しそうでした。
猪苗代湖から来てくれたカナちゃん。嬉しい感想をいただきました。そして福島でも上映会をやりたいと。
関東ツアーのメンバーで記念写真。
左から、ありちゃん、私、ヒロシくん、富士夫さん。
ツアー初日。
たくさんの出会いがありました。
いきなり感動の一日となりました。
来てくださったお客さん、
山のようちえんのめみさん、なっちゃん、仲間の人たち
ツアーのメンバー、
本当にありがとうございました。
山のようちえん、サイコー!!
少し寝て、朝7時。
余韻に浸りながら、次の上映会場・伊王野へと向かいました。
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