船橋光の子保育園にて。
建築は人の暮らしに密接に関わることなんだなあと。
暮らしや住まい方、もっと言えば生き方を深く考える仕事のような気がしています。
今回、かめ設計室が設計した近所の保育所を見せていただいてそう感じました。
かめから歩いて7分くらいのところに、山田ちゃんたちが設計した保育所があります。
まだ出来たばかり。
帰る前に中を見せていただきました。
中に入ると木の匂いが心地よい。
この建物は乳幼児から3歳くらいまでの子たちが使っていました。
こちらの部屋は遊んだりする部屋。
床の杉の板は、素足で歩くと気持ちよいのです。
お昼寝の時間になったところで、子供たちは隣の寝る部屋に移動。
照明。
プラスティックが違和感があったので表面に和紙を貼り付けたそうです。
明かりをつけるとこんな風になります。
ここから向こうがお昼寝する部屋。
寝るところが少し低くなっていて畳が敷かれていました。
壁は土壁。
寝たくない子が歩き回っていた。
抱っこしているのは保育士さんではありません。
かめ設計室のスタッフ・のりちゃんです。
子供二人を育てる母ちゃん。
手馴れたものです。
のりちゃんの旦那さんは、インド人でかめの近所でカレー屋さんをやっています。
今度はお店に食べに行きたいです。
最寄り駅までの通り道ということもあって、
山田ちゃんはしょっちゅう、自分が設計したこの保育園を覗いているそうだ。
どんな風に使われているのか、何か不備はないだろうかと気になってしょうがないみたいだ。
今回、かめでの「風のたより」上映会にこの保育園のオーナー、
そして工事を施工した地元の業者の方も見にいらしてくれました。
かめ設計室、地元に根を張っていました。
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