2014年2月1日
9:00 ニーヨルに到着。
厨房では、原さんが仕込みの真っ最中。
窓に着いた結露の水滴をとってから、
おかみさんと野村さんと私は窓を暗幕で覆う作業。
そうこうしているうちに、あゆみちゃんとけんちゃんがやってきた。
あゆみちゃんはキッチンのヘルプ。
圭介さんは家で子守りだ。
ケンちゃんはお客さん用のコーヒーを落とす。
聡美さんは仕事で、晩の仁山ホテルでの打ち上げに来るとのこと。
コーヒーはケンちゃんが焙煎したものだ。
親方も機材を持ってやってきた。
私も機材のセッティングのヘルプにまわる。
マック、プロジェクター、アンプ、スピーカーをつなげて終わり、
画と音を出してみた。
画の方はスタンダードサイズで問題なく出てきた。
音のボリュームを調整中、ハプニングが起こった。
音がミュートになってしまうのだ。
しばらく色々やってみたがやはり、音が落ちる。
急きょ、ケンちゃんのアンプと念のためDVDプレーヤーも持ってきてもらった。
試してみたが、やはり音が落ちる。
大きなボリュームの場面で落ちることがわかったので、落ちない限界まで調整したかったが
もうお客さんがわらわらとやってきているので時間切れ。
音を絞り気味にして、万が一落ちたらアンプの電源を入れ直すという対処をすることにした。
その間の画は飛んでしまうが、これがこの時点の最善の方法だった。
どんどんお客さんがやってきて、40人ほどの人たちで会場はいっぱいになった。
よく入ったものだと思う。
この冬の道の悪い中、足を運んできていただいたことに感謝。
思いかげず、若い人たちもけっこういた。
コーヒー、ランチボックスを出来た順に配っていく。
原さんが料理について説明してくれた。
マッシュポテト、なすとレンズ豆のスパイス風味、あかり農場の豚、焼きリンゴ、
山田農場のチーズ、こなひき小屋のパン、野菜のトマト風味の煮物などなど
素材はできるかぎり地元産のものを使ったそうだ。
お客さんたちはおしゃべりしながらランチボックスを楽しんでいた。
そして監督の私、出演者のけんちゃん、あゆみちゃんが少し話をした。
映画の完成から6年目。
このような形でまた新たな人たちと出会い、そして被写体の人たちと関われるシアワセを感じた。
今回は初めて観る人もたくさんいる。
どんな風に感じて観るのだろうか。
上映開始。
一番後ろからドキドキしながら観ていた。
音の不安があるので、なんとか止まらずにいってくれーと願いながら。
けして座り心地がいいとは言えない環境だが、みんな集中して見ているのがわかった。
そして、反応がすこぶるよかった。
文代さんの場面で、たいがい笑いが起こる。
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