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風のたより その138 山田農場とあかり農場

2013年11月2日

十勝へ帰る途中、

山田農場とあかり農場に寄る。

あゆみちゃんとリコッタ

山田農場でチーズを買う。

久しぶりに会ったあゆみちゃんはすっきりとした透明感のある顔をしていた。

これから福島の人に送る野菜の発送作業を聡美さんといっしょにやるそうだ。

福島の人たちにできることを続けているあゆみさん。

寄りそうってこういうことなんじゃないかと思わされる。

 

 

母屋にこども部屋増築中。

少し前まで圭介の父さん母さんが手伝いに来てくれていたそうだ。

 

屋根がついている。

下から見るとこんな感じ。

自分で設計して実際つくることができる圭介ってほんとすごいと思う。

 

チーズ工房の入口

ハルサクとあゆみちゃん

そしてあかり農場へ。

途中、聡美さんとすれ違った。

 

あかり農場・山田憲一さん

昨夜、聡美さんが焼いたマフィン、

今朝、けんちゃんが焙煎したコーヒー豆をいただく。

親方の家に泊まった時、けんちゃんが焙煎したコービーを飲ませてもらった。

とてもおいしかった。

けんちゃんの焙煎が格段にグレードアップしたと思う。

どうやら私への誕生日プレゼントらしい。

ありがとう♪

 

仕事場を見させてもらった。

11月 6th, 2013 | Category: 風のたより | Leave a comment

風のたより その137 第11回 大間原発訴訟

函館地方裁判所

2013年11月1日

11回目の大間原発の裁判。

4月にクランクアップした後は、傍聴に通ってきている。

今回も傍聴券が当たってよかった。

裁判前集会の後、弁護士会館から裁判所まで横断幕を持ってみんなで歩く。

 

第3次訴訟の原告2名の意見陳述があった。

上田進也さん 「もんじゅ」技術者から高校教師になった方

佐藤 奨さん 10代の時の交通事故で車いす生活になって23年。 障害を持った人の視点から反原発を訴える。

佐藤さんの陳述には胸を打たれた。

只野弁護士の準備書面によるプレゼンテーションは難しすぎて正直よくわからなかった。

そして白弁護士、河合弁護士、海渡弁護士による求釈明。

前に質問したことがまだ回答されていないということで被告代理人にせまったが、

押し問答みたいな形になった。

被告側はなるべく書面で済ませようとしている感じだ。

裁判では何も話したくないという姿勢がみえる。

そりゃそうだよなあと思う。

大間の奥本征雄さん。 裁判後の集会で大間の現在の状況を話す。

[…]

旅する映画 その106 川端さん家族 尾札部にて

土居さん夫妻と川端さん家族

2013年10月28日

磨光小学校での授業を無事終えた後、

「尾札部に素晴らしい漁師さんの家族がいてるんです。田代さんにぜひ会ってもらいたい。」

と土居さん。

今年で最後という挨拶に行くのに私も同行させていただいた。

 

大きな家の前にはきれいなお庭がつくられていた。

ニッコニッコしたじいちゃんが出迎えてくれた。

私は一発で大好きになった。

続いてばあちゃんもまた満面の笑顔で家から出てきてくれて、

「中に入りなさい、入りなさい。」

 

土居さん夫妻が

「まずは素敵なお庭を見させてもらいましょう。」

と私を誘った。

 

家の中はびしっときれいで、とにかくみんな明るい。

笑い声が絶えない家族だ。

 

川端さん家族はおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、そして子供が男の子二人。

じいちゃん、お父さんは漁師。

上のお兄ちゃんも漁師になった。

そして去年南茅部高校を卒業した弟のツバサくんも漁師になった。

この日、ツバサくんは沖に出て行ってまだ帰ってきていなかった。

 

 

弟のツバサくんも小学校5年生の時、磨光小学校で土居さんの授業を受けた。

授業の後に当時の副校長先生が、生徒に感想文を書かせたそうだ。

 

その作文でツバサくんは、

お金じゃなくて心が大事だから自分は昆布漁師になるというようなことを書いたそうだ。

この作文が後で大阪の土居さんのところにも送られてきた。

土居さんはとても感動した。

今もこのツバサくんの作文はこんぶ土居に大事にとってあるそうだ。

 

それから、ツバサくんが高校生になり、修学旅行で京都に行った。

その時に、大阪のこんぶ土居に行ってみたいとツバサくんが言った。

それで、ツバサくんは先生についてきてもらって、こんぶ土居を訪問した。

そしてツバサくんは高校を卒業して本当に漁師になったのだ。

 

これが土居さんにとってはとてもとても嬉しいことだったそうだ。

それから、毎年何人かの生徒が修学旅行で大阪のこんぶ土居を訪れているそうだ。

 

ツバサくんは漁師になって一年目。

こんぶ漁はじいちゃん、お父さん、兄ちゃん、そしてツバサくん、それぞれの船で出て行きとってくる。

家族といえどもライバルなのだそうだ。

じいちゃんは、尾札部でもトップクラスの漁師。

いいこんぶをつくるのだ。

一年目のツバサくんはまだまだ勉強することが山ほどある。

 

ばあちゃんが言う。

[…]

旅する映画 その108 餃子パーティー

2013年10月29日

夕方から支度にとりかかる。

餃子の種は私と親方、それぞれつくる。

親方はエビ、砂肝、豚肉、しいたけ、にらなど。

私はにら、キャベツ、にんにく、しょうがなどの野菜系。

野村さん刻み隊。

キャベツなどを刻んでもらう。

キッチンの台で、親方と私でせっせと餃子の皮をつくる。

親方は手慣れたもので手早い。

 

食卓テーブルではキャッキャと話しながらおかみさんと野村さんは包み隊。

「あの二人、手動いてるのかね。」と親方と私。

 

山田一家がやってきて、人手が増えてスピードアップ。

みんなでの餃子づくりはとても楽しい。

 

200個近く餃子ができた。

そして水餃子と焼き餃子を親方が一手に引き受ける。

焼き餃子も抜群においしかった。

やっぱりつくった皮はうまいのなんのって・・・。

みんなでお腹いっぱい食べた。

 

 

親方がワインをたくさん用意してくれていた。

ロワールワインがとってもおいしかった。

昨晩、私と野村さんにおかみさんが読んでくれた絵本をまた読んでもらった。

「ぼくがラーメンを食べているとき」という絵本。

これがもう静かに深く感動した。

 

左から、ケンちゃん、ヒナ、アカリ

みんなで食事をつくり、

おいしい酒を飲みながら、夕餉を楽しむ。

これはまさに豊かなひと時だなあとしみじみ思う。

 

 

 

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旅する映画 その107 ホテル仁山にて

 

2013年10月29日

上映会・食の学校が終わり、私は仁山に戻ってきた。

ゆっくりと仁山ホテル(親方の家)で寝た。

朝起きるといい天気。

「散歩行って来い」

と親方。

今晩は山田聡美さん一家もやってきて餃子パーティー。

親方と私が皮をつくる。

手前が親方、奥が野村さん

親方と私は、午前中に先に皮だけ仕込んでおく。

生地を寝かせた方がおいしくなるのだ。

そして親方の新しい古い車に乗って買い出し兼ドライブに出かける。

天気もよくドライブ日和。

 

トラピスト、渡島コロニーなどに連れて行ってもらった。

海も山も楽しんだ。

 

 

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