ドキュメンタリー映画監督の藤本幸久さん。
ずっと映画を作り続けている。
「いやー、最新作は素晴らしくいい映画になりましたよー。」
と藤本さん。
その映画は9時間。
藤本さんと出会ったことで、私はドキュメンタリー映画の世界に入っていった。
撮影・編集・仕上げ・興業・・・
一連の過程の中で、色んなことを学ばせていただいた。
久しぶりに藤本さんと飲んだ。
「あなたの話を聞いていたら、とても2時間では表せそうにないですね。
長編にした方がきっと面白い映画になりますよ。」
「そうですかねー」
私もそんな気がしてきた。
『空想の森』の編集の時藤本さんは、1時間半以内にまとめろと
私に言っていたっけ。
その時の私が、これ以上短くできないと言っていた尺が9時間だったなあ。
今はまだ尺がどうのという段階でないので、
とにかく撮った素材を編集機に取り込み、荒編の日々です。
いまや長編映画の伝道師となった藤本監督の最新作は、
2013年9月14日~16日の空想の森映画祭で上映します。
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