こんぶ土居 三代目 土居成吉さん
2012年10月23日。
七飯町から海沿いの道を通り、川汲の磨小学校へ向かう。
小学校に到着すると、須田教頭先生が出迎えてくれ、機材を運びこんでくれた。
明るい開放的な建物にまず驚いた。
「こんにちはー!」
と、そしてすれ違う子供たちが私に元気にあいさつをしてくれた。
なんだかそれだけで嬉しくなってきた。
校長室に入ると、こんぶ土居三代目の成吉さんとお連れ合い、四代目の純一さん、そして「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲ご夫妻が、白幡校長先生が歓談していた。
三代目が私をみんなに紹介してくれて、私もご挨拶をした。
校長室の壁には、写真や新聞記事などの土居さんと磨光小学校の交流の歴史が飾られていた。
下倉孝さん
札幌から下倉孝商店(魚屋さん)の下倉さんもやってきた。
下倉さんは前に土居さんの授業に参加したことがあるそうだ。
今回の土居さんの食育授業は、15回目のくぎりとご本人は位置づけている。
その節目に私も参加させていただいて嬉しい限りだ。
お昼の時間になり、私たちもそろって給食をいただいた。
私は早速キャメラを回し始めた。
「こんな給食だったら毎日でもいいですね。」
と雁屋さんが言った。
校長先生いわく、函館市の給食は添加物や保存料を一切使わず、ほとんど地元の食材でつくっているそうだ。
ご飯もおいしかったし、おかずも薄味でおいしかった。
私は一足先に土居さんの授業が行われる家庭科室に入って、撮影の準備をした。
子どもたちが掃除をしていた。
子どもたちに土居さんの授業を受けるのか聞いてみた。
毎年5年生が土居さんの授業を受けるとのこと。
私が聞いた子は4年生だった。
時間になり、三代目ご夫妻、純一さん、雁屋さんご夫妻、下倉さんが教室に入ってきた。
いつもお連れ合いと二人でこの授業をしていたのだそうだ。
雁屋哲ご夫妻。
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