福井県の大飯原発3・4号機の運転再開を止めるために琵琶湖で集会があります。そのお知らせです。
日時 2012年2月4日(土)13:30~16:30
場所 ピアザ淡海(おうみ)ピアザホール
主催 大飯原発3・4号機の運転を止めよう!びわこ集会実行委員会
参加費 500円
以下はチラシからの文章です。
全国54基の原発のうち、現在48基が運転を停止し、運転中は残る6基となりました。5月までに全ての原発が運転を停止します。定期検査で停止している原発の運転再開を止めることができれば、春には「脱原発」が現実のものとなります。
しかし、運転再開の動きが強まっています。その先頭が関西電力の大飯原発3・4号機です。早ければ、2~3月の運転再開を狙っています。2月20日に高浜3号が定期検査に入り、これで関電の原発は全て停止。
原子力安全・保安院がストレステスト評価結果→原子力安全委員会がそれを了承→1月にIAEAから助言を受け→地元了解→総理・経産大臣・原発担当相・官房長官の政治判断で運転再開を決定するというシナリオです。
ところが、全国の市長が2011年12月19日に行った政府交渉では、運転再開に歯止めをかけるための重要な手がかりが確認されました。 ◎福島原発事故で津波の前に配管が破断した可能性を否定することはできない。 ◎運転再開については、安全協定が結ばれる地域への理解が必要。
すなわち、(1)津波の前に地震で配管が破断した可能性が強まっているのですから、この実態解明が先です。
(2)滋賀県は関電等と安全協定締結を求めて協議を開始しました。運転再開に関する事前了解を含む「立地並み」の安全協定締結を求めています。
また、おおい町の隣に小浜市や市議会も、「立地並み」の安全協定に改定するよう求めています。
このように、運転再開に関する「地元了解」は、これまでのおおい町と福井県のみならず、事実上、周辺自治体にまで広がってきているのです。
さらに、2011年12月8日に国会に設置された事故調査委員会は、6月を目途に報告書を作成します。福島原発事故の調査・検証はこれからです。国会の事故調査委員会の議論と結論を重視するべきです。
これらのことを広く訴え、自治体への要請なども含めて、運転再開を止める世論を大きくしていきましょう。大飯原発3・4号の運転再開を止めれば、それに続く全国の原発の再稼働を止める大きな力になります。
若狭の原発で第事故がおこれば、関西1200万人の水がめである琵琶湖はすぐに汚染され、関西一円に甚大な被害をもたらします。
2月4日「びわこ集会」に集まり、運転再開反対の声をあげましょう。
集会実行委員会の連絡団体 暮らしを考える会 077-586-0623 グリーン・アクション 075-701-7223 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) 06-6367-6680