2011年12月11日。
8:00。起床。外は一面白い世界。
けっこう降り積もっていた。
荷物を車につめ、朝食を食べに行く。
ハル枝さんが用意をしていてくれた。
三浦さんの手作りパン、ジャム、山田農場のチーズ、山田聡美さんのところのハム、コーヒー。
これまた贅沢な朝ごはんをザマーズの4人、ハルエさん、三浦さん、野村さん、石川さんといただく。
食後、みんなで、昨日の宴会の片付けをエイヤとやる。
ザマーズのみんなは手慣れたもので、テキパキを仕事が早い。
それから、「teteの会」が始まった。
これはハル枝さんが3.11以降に、毎月11日に始めた会。
ここに集まって、余っている布で生理用ナプキンをつくるのだ。
ザマーズの4人と野村さんはこれに参加。
それぞれ好きな布と糸を選び、チクチクと一針一針縫う。
縫いながらみんなのおしゃべりが面白すぎて撮影しながら私も笑いを抑えるのが大変だった。
11時少し前まで撮影させてもらった。
11:00。次は山田圭介・あゆみさんたちのソーセージづくりの撮影。
大沼のバルトという店をやっている藤田さんのお宅に向かった。
藤田さんご夫婦、息子さんのトモヒロさん、山田圭介一家5人、大野さん夫婦と息子のタイシくんという面々。
トモヒロさんは最近沖縄から帰ってきたばかりとのこと。
簡単にご挨拶をして早速撮影をさせてもらう。
野村さんと石川さんも合流。
肉をミンチにする係、ミンチにハーブなどを混ぜ込む係、腸に肉をつめる係、スペアリブを焼く係など分担して、ワインを飲みながら、おしゃべりをしながらみんなでソーセージづくり。
なんか心地よく自由な気持ちになってきた。
これぞ冬の醍醐味って感じだ。
藤田さんの旦那さんのオサムさんは、時々自家製生ハムを切ってくれた。これがまたおいしい。
ワインが飲みたくなる。
左から山田コウサク、山田ユウサク
ユウサク、コウサクも仕事をしている大人たちひとりひとりにみかんを食べさせたりしていた。
藤田さんご夫婦、大野さんご夫婦が魅力的な人たちで、もっと話をしたいと思った。
大野さんのだんなさんはオオカミ、奥さんはユンボさんとみんなに呼ばれている。
お昼ごはんをいっしょにごちそうになった。
これまた贅沢なランチだった。
みんなでつくったソーセージは本当においしかった。
青いどっしりしたフランスの鍋でつくった豆・野菜・ソーセージの煮込み料理、2種類の味のスペアリブ、ユンボさんのピクルス、おにぎりなどなど。
みんなでおいしく楽しくいただいた。
ユウサク、コウサクもおいしそうに食べていた。
食べる姿もかわいすぎる。
なんだかいい撮影ができたと思う。
帰り際、裁判の話をもっと聞きたいので、明日お昼ご飯食べにおいでよあゆみちゃんが言った。
ということで、明日は山田農場に寄ってから苫小牧に向かうことにした。
お昼後、私は藤田家を後にして流山温泉に向かった。
今日、ザマーズのみんなが最終便の飛行機で東京に帰る。
その前に山田聡美さんの家に案内することになっていた。
流山温泉で合流した。雪降る中、駒ケ岳をながめながら温泉に入り、ザマーズはとても喜んでいた。
そして聡美さんの家へ。
野村さんと石川さんもまた合流。
豚舎を見せてもらった。
「子ブタかわいいー」と大喜びのザマーズたち。
しかしふと振り返るとそこには大きなオス豚が身を乗り出していた。
「ギャー」と一斉に悲鳴を上げていた。
そして母屋に入り、聡美さんの作ったケーキとコーヒーをごちそうになる。雪は降り続いていた。ひとしきり話をした。
16:00過ぎ。暗くなる前に空港に着きたいとのことなので、山田家を後にした。
野村さん、石川さんが親方の家に寄りたいというので、親方に電話を掛けた。
晩御飯をいっしょに食べることになった。
そして石川さんの車が先導し、私はザマーズの後をついていった。
途中、大沼のトンネルの中で軽トラが横転していた。雪で滑ったのだろう。仁山で私と石川さんの車は右折し、親方の家へ向かった。
おかみさんが遅くなるので、あるもので野村さんが料理を始めた。私は事務仕事。おかみさんが帰ってくる頃に何品か作っていた。さすがだ。
間もなくおかみさんが帰ってきて5人で食卓を囲んだ。
サラダ、パン、親方のつくったベーコン、スープなどなど。
今日は一日中、色んなお宅でおいしいご飯をいただいた。
私は明日、苫小牧から鶴賀に向かう。
あっという間の函館・大間の撮影だった。
今回も多くの人にお世話になった。
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