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彦根上映会無事終了いたしました

 

2010年6月12・13日の彦根上映会には、多大なご支援・ご協力をいただき、大変ありがとうございました。みなさまのお陰で、私の予想を遥かに超える素晴らしい上映会となり深く感謝しております。

 今回の上映にあたり、映画を観ていただいたお客様、上映に関わっていただいた方を合わせると200名を超える人数となりました。上映当日は、バタバタしており、周囲のスタッフの方が、どんな表情だったのかも見るゆとりがありませんでした。今、上映会を終えてスタッフの方がたのスナップ写真を見て、みなさん良い顔をしていただいているなぁと。私も、受付で、休んでいた時の写真が穏やかで良い顔をしていました。当日、ご協力いただいたスタッフの方には、その日に初めてお会いする方も多かったのですが、綿密に事前打ち合わせしていたかのように素晴らしい連携プレーで動いていただいていました。滋賀県立大学の「未来看護塾」の学生さんには、きめ細かい配慮の下に後片付けもしていただき、予想を超える短時間で片付けを終える事ができました。

 滋賀会館シネマホール上映後に田代監督に私のノートに書いていただいた「一人ではできないことも仲間となら2倍・3倍・百倍にもいいものができる」を体感した日々でした。本当にたくさんの方の応援をいただき、私も成長させていただきました。

 私の人生は、映画「空想の森」と田代監督との出会いで、今までには、考えられなかった新しい方との出会いで、日々刺激的でした。上映会の話と並行して、自分の夢を語っていたのですが、抽象的だった夢が人と話すうちにどんどん具体的になり、自分では、当初、考えが及ばなかった「子育て支援 休み処 結 」が地域に開かれた場所になりそうです。たまたま付けた「結」という名のようにみんなで支えあっていける場所にできたらと考えています。

 当初 、自宅を解放するので、自分が疲れない程度に口コミで利用していただけたらと考えていたのですが、新聞各紙に大きく取り上げていただいた事もあり、「なんか、おおげさな事になって」と自分自身が追いつけていない状態です。最終責任は、私にありますが、それを助けてくれる人もたくさんいると今回の上映会で実感しました。「人生に無駄な事って一つもない」ということも。今まで、職場で体験してきた事、人との関わり。今までの日々があり、今回の上映会の成功に繋がったのだと。

 もう、私の周りの人達は、次の目標に向かって歩いています。私も、そんな人達にこころを動かされています。(体力的には、動けない状態なのですが‥) 昨年、10月に「上映会を彦根でやりたい」と申し出てから、ここ数ヶ月は、私の今までの数十年分くらいの時間の流れの速さでした。

 私の手に入れたかったものは、そんなに遠くにいかなくても自分の足元にあった事に気づかさせていただきました。私の一番の宝物は「家族」です。自分の家族が幸せだから人も幸せになってほしいと。娘二人を巻き込み、上映日の2日目は、終日手伝ってもらう結果になりました。打ち上げの写真を見たら、みんないい顔をしていました。娘たちは、「なんかわからんけどお母さんが頑張っているから‥」と手伝ってくれたようです。頑張っていたら人の心が動くのですね。

  今回の上映会を進めていくうえで、最初は、一人で行動する事が多く孤立感がありました。でも、私の側には、いつも田代監督がいてくれて、落ち込んでも「やめたい」と思ったことは、一度もありませんでした。監督の方からは「やらされていると思うんやったら、辞めてもいいんやで」と言われた事はあるのですが‥(苦笑い)。

 これからも、今回の出来事をバネにして「感謝」の気持ちを少しづつ形にしていけたらと思っています。会場に起こしいただけなかった方にも励ましのお便りをたくさんいただいて、大変心強かったです。今後とも、引き続きご声援・ご支援いただくよう、よろしくお願いいたします。応援していただいた皆様「本当にありがとうございました」。

                         2010.6.17  
「空想の森」彦根上映委員会代表 奥田好香

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