今年6月、あおもり映画祭に参加した時に、キャメラを渡された。
三内丸山遺跡を好きなように撮ってくださいということだった。
今、県を挙げて三内丸山遺跡を世界遺産にしようと動いている中、
あおもり映画祭に参加する若い監督たちに撮影してもらい、
映像でアピールしようという主旨だった。
渡された小さなキャメラで、30分ほど撮影をした。
それから編集がのびのびになっていた。
時折、映画祭の川嶋さんから、どうなっていますかと連絡が来る度に、
締め切りを延ばしてもらっていた。
そしてようやく編集にとりかかった。
撮ったものを見直してみると、「えー!これだけ?」
という素材しかなかった。
なんとか、2分ほどのものができた。
縄文ファンというHPにアップされています。
http://www.net.pref.aomori.jp/jomonfan-aomori/movie/index.html
三内丸山よかったですよ。考古学少年だったので一度は行きたいと思ってます。他のふたつのビデオも見たけど何かギラギラした感じ。田代さんのが一番良かった。空想の森の感じってこの違いかも。
すぎな様
コメントありがとうございます。嬉しいです。この私がこんな短いものもできたのです。短いですが結構悩み、時間がかかりました。で、私も実は結構気に入っています。
10年ほど前、友人が縄文研究会というものをはじめ、私もそのメンバーでした。週1回集まり、縄文の暮らしを研究していました。けっこう真面目に。
そしてそのメンバー5人で三内丸山遺跡を見に行くことになり、青荷温泉に泊まりました。その時初めて三内丸山に行ったのですが、縄文の人たちが子供を大事にしていたこと、おしゃれだったこと、旬のものを食べていたことなど、未開の地の野蛮な暮らしというイメージとは違い、非常に豊かな暮らしをしていたことを実感しました。
そして十勝に帰った私たちは、「チンネル豊年満作祭」で縄文カフェを出店しました。三内丸山で見た縄文人の衣装や縄文ポシェットをつくり、山から平らな石を切り出してきて、その上でそば粉をまぜた生地を焼き、縄文まきまきという食べ物をつくって売りました。完売しました。私たちがまとった縄文の衣装はかなり目立っていました。けっこうかっこよかったと思います。
そんな面白かった思い出がありました。青森映画祭によばれた時、実行委員長の川嶋さんに、「空想の森は縄文に通じるものがあると感じました。」と言われました。だから短編映画祭にも関わらず、空想の森を選んでくれたのかもしれません。
全てのことは少なからず、つながっていくんだなあと思いました。
すぎなさんもぜひ三内丸山遺跡に行ってみてください。青森は酒も魚もうまいですし。
田代陽子
三内丸山遺跡、古代の息吹が伝わり、遺跡に興味のない私が映像を見て行ってみたいと感じました。青森っていい所ですね。比婆の木もあるようだし。
「空想の森」もいい映画ですが、短編でも田代さんの良さが伝わってくるので、「空想の森」の
上映をしながら、是非、次の新しい作品も見てみたいです。期待して待つています。