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函館新聞

2009年7月26日 函館新聞掲載 pdfで記事を見る

京都府・京都シネマにて 2009年7月18日~24日

「空想の森」感想いろいろ 2009年7月18日~24日 京都シネマにて

出演者の方々、なんて自然ですてきなんだろうと思いました。まちであくせくしていて疲れることが多いですが、仲間と大地と暮らす姿にチャージされた気分です。実は、特にこの映画をみると決めてきた訳ではなく、なんとなく時間帯で決めただけでしたが、田代さんのお話もきけて、よい映画に出会えてうれしいです。ありがとう。あしたからまた、がんばって生きます。 (女性・35歳・主婦&職業訓練生)

いちばん最初のナレーションにうれしさと感動を感じた。「わくわくしていた・・・」それだと思う。自分がよろこんでいることをすることが、とてもいいことなんだーと私は思っています。私も去年から田畑をはじめた。やっぱり土の上で生きるっていいですね。7年の完成おめでとうございます。 (女性・32歳・繕屋)

宮沢賢治のイーハトーブのイメージがはじめありました。進んでいくうちに、ゆったりと息をしている自分がいて、真黒の土とこんな風に関われたらいいなとあこがれ、新得でそば作りをしている知人に思いをはせたり、幼い頃の原風景をなつかしく感じて見せてもらいました。ありがとうございました。 (女性・62歳)

映画の中に流れているフンイキというか、空気感がとてもここちよかった。とても美しく、人間の営みがキラキラとまぶしく描かれた映画だと思った。 (男性・42歳・ビデオジャーナリスト)

私は北海道出身です。冬の朝の空気、夏の夜の涼しさ、春の陽だまりのあたたかさ、雨の日の雲のかたち・・・懐かしくおもいました。「貯金はないけど、マキはたくさんある笑」という、憲一さんの言葉に、すごく「ハッ」としました。豊かさの定義を見直さなければ、私も。今、仕事で悩んでいます。「これは私のやりたいこと?」五感を使って、ものづくりをする学舎の方々の姿にくぎづけになりました。 (女性・24歳・会社員)

自分が新得町の住人になったような気がしました。綾部や針畑そしてサロマで農業をしている友人たちの日々の生活を思いうかべることができました。田代さんが「空想の森」を次作、何につなげていかれるか、楽しみにしています。 (女性・50歳・自営業)

「本物の野菜」を食べたような映画でした。自分は日常、ちゃんと命やエネルギーを食べているのかな。都会の暮らしで何ができるのかなと自分を振り返りました。豊かの意味、主観で生きる美しさを感じました。 (女性・40歳・教員)

新得町という小さな町に、このような映画文化が発信されたことは貴重なことであると思う。「田舎さ」にはどこか閉塞感が伴い、孤独感がつきまといがちだが、新得町にはそんなものはない。空想の森をみて世界中の人が「田舎美」に気付いてくれることを願っています。 (男性・24歳・整体師)

今朝はサンシャインクリーニングを見ようと並びましたら、待ちながらポスターを見ました。この映画のことは知りませんでしたが、後ろの方とお話し、(その方はこの映画を目指して来館されたのでした)以前から興味のある問題を扱っていることを知り、急きょ予定を変えて見せて頂くことにいたしました。ご縁かなー?と、とても楽しみです。感想は見てから書きますね。おどろいたー、とてもよかったー、びっくりしたー。こんなにゆっくりした話し方の人達が、忙しいのにゆったり生活しているのがとても不思議です。この映画をつくっていただいてありがとうございました。お話をきいて完成まで7年もかかったとお聞きしてびっくり致しました。さりげない出来ばえでドキュメンタリーとはすぐ出来ると思っていましたから・・・。お話を伺って何もかもおどろきでした。良い映画です! (女性・64歳・主婦)

食べ物がおいしそうで音楽がすてきで人々が楽しそうで、なんだか心が温かくなりました。久しぶりに地元に帰って家族に会いたくなりました。 (女性・21歳・学生)

オープニングから、ずっと音楽がすてきだなあと思っていました。新得バンドの皆さんの演奏だったのですね。心がほぐれるような、のびやかで、いい意味でのん気な音のゆりかごに心が満たされました。 (無記名)

タイトルにひかれて見た部分はあります。でも農業に関わる人の物語でそれも面白く感じたのね。(見る前の感想。)チーズが好きだからチーズ作りは面白かった。熟成には興味深々でしたが、試食など食べるシーンがなかったのが残念。まさか映画祭のシーンでギリヤーク尼ケ崎さんを見るとは思わなかった。京都にも来られるけど、タイミング合わなくてね。シーンは短いけど、見れたのは収穫ですよ。学舎も面白かった。聡美さんがていねいに農作業を教えていたのが印象的。僕にもできそうに感じた農業。でも見るとやるとは、まったく違うからね。見た後の感想。もっと見てみたいなあ。聡美さんが背負っているあかりさん、大きくなったろうね。続編期待しますよ?ありがとうございました。 (男性・42歳・会社員)

私は今、大学4回生で進路にぶちあたっています。高校までの進路は迷いがありつつも、それなりに答えを出したものですが、今回は今までと全くちがっていて、なんのめども立っていません。映画を見たら何かヒントになるかもしれないと思い、拝見させていただきました。最初の方からふと自分の中にわきあがってくる新たな気持ちがあって(気づきのようなもの)これから私はどうなるんだろうと思う中にヒントを得ることができて良かったです。映画の製作ってこれまた未知なる世界です。フィルムって今、写真もですがデジタル化してあまりないですよね。フィルムの味って好きです。エンドロールに自分の名前が出てくるのもよいなあって思いました。また作品待ってます。 (女性・21歳・大学生)

現在通信制高校で社会科の教師をしています。ぜひ、授業で生徒にみせたいと思いますがDVDの予定などあるんでしょうか?本当にすばらしい映画と思いました。 (男性・26歳・教師)

ドキュメンタリーはありのままを伝えること、伝える画を見て、見る側が感じて考える。単純だけどそれで良いのでは・・・この人たちの生き方、自分にはできないと思ったシュンカン自分を見つめ直せばと感じた。何か元気をもらった気がする。 (男性・51歳・地方公務員)

なつかしいような新しいような。二十日大根も育たない我が家です。9歳になる娘と見たかったです。 (女性・43歳)

チーズ工房の場面など、無言で作業によりそうようなカメラが何とも言えない感じを出していました。必ずしも大規模化しなくても、農業が利益をあげられるような状況にすることができるように、手を貸すことができればと観ていて感じました。からさお作業などの宮下夫婦のやりとりが、聞いていて妙におかしい感じでした。 (男性・47歳・教員)

音・人・風景・音楽・会話、すべてが自然にとけこんで、生きている感じが伝わってきました。風の音がとても印象的です。 (無記名)

すばらしい大地の恵みで心がうるおいました。毎年スキーに行きますが、別の北海道の姿を見られたと思います。野菜が食べたくなりました。また、子どもと観に来たいです。 (無記名)

種イモの植えつけは踊ってるみたいとか、乳牛ってすごい迫力で走ったりするんだとか、夫婦の日常の会話ってこうだよなとか、細かいところにも目がいく2回目の鑑賞でした。 (女性・33歳・会社員)

心貧しく豊かな暮らしから、心貧しく貧しい暮らしに向かうのか。心豊かに貧しい暮らしを目指すのかの次代にタイムリーな上映だと思います (56歳)

農業をいつか私もやってみたいと思っています。ドキュメンタリーを見て、学舎は大きなグループで私の今考えてる形ではないけれど、その人達のスタイルで生きること、育てること、食べること、たくさんのことをちゃんと向き合ってるのを感じた。自分のスタイルで自由にやるのが一番ステキなことと思う。 (女性・22歳・会社員)

チーズづくり、そばの実を落とす場面を見るのは初めてだったので、興味深かったです。大自然の中での農作業は、画面に写らない苦労等も多々あると思うのですが、皆さんが本当にいい表情でいきいきとしておられたのが印象的でした。それと、猫ちゃんが実にいい味を出していたと思いました。 (男性)

出ているみんなが面白くて優しいのが良かった。宮下さん夫婦のかけ合いは漫才みたいだった。 (男性・29歳・会社員)

野菜やチーズ等を作っている人達の気持ちが何げなく伝わってくるのがとてもいいです。特に50代の農業をしておられる宮下さん夫婦の会話がとても楽しかったです。みんなで何かをするってすごくいいですね。 (女性・61歳・公務員)

ドキュメンタリーは得意ではないのですが、物作りを紹介した映画は好きです。ふるさとは青森です。昔、自然がいっぱいでした。小さい頃はあんな感じでした。(今は都会もどきで味もそっけもないけど)本当は、違う映画を見に来たけど、満席でこっちに来ました。良かったです。 (男性・55歳・会社員)

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毎日新聞 映画を語る

2009年7月17日 毎日新聞掲載 pdfで記事を見る

2009年10月21日 滋賀県・大津 ・カフェテリア結 紀伊国屋 終了

下記をクリックすると観た方々の感想にとびます。 https://www.soramori.net/2009/10/22/3229.htm

暮らしをデザインする トーク&上映会 時間18:00 開場 18:30 トークショウ 19:00 上映開始

トーク:土にまみれて未来を耕す 岩田康子(ブルーベリーフィールズ紀伊国屋 代表) 田代陽子(映画監督)

上映会:ドキュメンタリー映画「空想の森」 農ある暮らし。—重ねた時間と陽の匂い—

会場:カフェテリア結 紀伊国屋 (大津市仰木の里東4-3 成安造形大学内)

参加費:1200円 *別途、食事または飲み物をご注文ください。(定員80名)

主催:空想の森上映委員会、ブルーベリーフィールズ紀伊國屋、淡海現代ダンス計画 協力:青春友の会

問い合わせ:空想の森上映委員会 原田090-2069-5448

http://earthi.nobody.jp/event.html

70人集客

福岡県・福岡アジア映画祭2009にて 2009年7月3日~5日

「空想の森」感想いろいろ 2009年7月3日~5日 福岡アジア映画祭2009にて

ドキュメンタリーって見た後に、感動するけど疲れてしまったりしてしまう事も多いのですが、空想の森はさわやかな感じで最後までみる事が出来ました。人ってこういう生き方もあるんだなーっと思ったり、どんな所で生きていても悩みってあるんだろうなあと思ったりしました。いろんな価値観を持っている人がいて、それを嫌味なくさらりと撮れたのは、やはり短期間でではなく、7年という歳月があったからだと思います。 (無記名)