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2008年10月6日 大阪キャンペーン初日

第七藝術劇場 2008年11月22日~12月5日 10:30から 「空想の森」上映決定!

2008年10月6日。 福井での自主上映を無事終え、私を呼んでくれた玉井さんが 福井に暮らす面白い人たちのところへ連れて行ってくれ、 様々な人たちに出会った。 嬉しく楽しく高揚した気分で大阪に入り。 さあ、大阪でいっちょがんばるか!と。

12:30 大阪の宣伝を担当してくれる楠瀬かおりさんが 駅のホームまで迎えにきてくれた。

これから3日間、私と共に宣伝にまわってくれるのだ。 電話でのやりとりはしていたが、これが初対面。 短いあいさつの後、 すぐさまこれから3日間の大阪キャンペーンのスケジュールを渡された。 今日も夜、2本取材が入っていた。 私が大阪に来る前に、2回ほど試写会を開いていた。 そして私が大阪入りするのに合わせて、新聞、ラジオ、ネット、映画ライターなどに 取材をしてくれるよう働きかけ、セッティングしてくれたのだ。 これは結構大変な労力がいる仕事だ。 それをやってくれるのは本当にありがたい。

彼女は、録音の岸本君が以前製作に関わった「ハダカの城」 という作品で宣伝をやっていた人。 そのつながりでやってくれることになった。 彼女も「空想の森」を見て気に入ってくれた。 私はそういう人に宣伝をやってもらえることがとても嬉しい。

13:00 まず梅田から阪急に乗り一駅の十三へ。 ここに第七藝術劇場がある。 駅から歩いて5分ほどの繁華街のど真ん中にあった。

この日偶然大阪に仕事で来ていたプロディユーサーの藤本さん、 劇場の社長の松田昭男さん、楠瀬さんと4人で劇場の隣の喫茶店で お昼ごはんを食べながら宣伝の打ち合わせ。 魚か肉を選べるランチセットだった。

私は福井の興奮が残ってたので、 まずは福井での話をあらかたみんなにした。 そして現在の状況を楠瀬さんが説明した。

藤本さんからは、ここもまわった方がいいよ というところをいくつか教えてもらった。 お昼ごはんは松田さんがご馳走してくれた。

14:30 藤本さんと別れ、私たちは早速宣伝にわまることにした。 16:00 梅田のビジュアルアーツ専門学校へ向う。 今回、録音の岸本君、宣伝の楠瀬さんの 母校であるこの学校に大変お世話になっている。 試写会、取材場所として使わせてくれたのだ。 本当にありがたいことです。そこで講師をしていて、 今回力になってくれたとしおかさんと柴田さんに会う。

あいさつをして少しお話をする。 そして11月21日、大阪初日の前日に学校で 私の講演会をしてくれることになった。 ありがとうございます。

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高崎上映は盛り上がりそうな予感

10月10日、群馬県高崎市を訪ねました。東京のポレポレ東中野で「空想の森」を見てくれた竹渕進さんが、自分の町・高崎で自主上映会を開くことになったのです。仲間を集めて実行委員会をつくってくれました。私はこんな嬉しいことはないので、大阪に来たついでに、高崎へ向いました。竹渕さんの奥さんが東京へ映画を見に行き、映画館から空想の森のチラシを持って帰ってきたそうです。そのチラシを見て何かピンときた彼は、東京の東中野まで見に来てくれたのです。そして自主上映をやろうと思ったのだそうです。彼は「すぎな農園」という農園をやっています。平飼いの鶏で卵を売っています。

会場となる群馬中国医療研究協会に着き、私の目に飛び込んできたのが、ケヤキの木とこならの木でした。何の変哲もない建物と駐車場に、それほど大きくはない2本の木が立っていました。その木の間に、「やさいと暮らそう」という看板のある小さな小屋が建っていました。実行委員の鈴木真吾さんの野菜屋でした。中には地元の野菜が並んでいます。仕入れや配達で忙しそうでした。その左手にデイサービスの続きの建物に、小さな店がありました。これも実行委員の小松かおりさんのお店でした。ランチやお茶を出す小さなお店です。ここでお昼ご飯をご馳走になりました。玄米、味噌汁、なめたけがおいしかった。ナスなどの野菜のおかず2品、しょうがのつけもの。ほんとうまかった。地元の農家の人が枝豆をもってきてくれました。そのおいしかったこと。昔からこのあたりで種どりしてつくっているものだそうです。味が濃くてほんといくらでも食べられた。なにやら面白そうと私はワクワクしてきました。

中国医療研究協会の建物の1階は、漢方のお店でした。上映会場は脇の階段を上った2回です。100人ほどが入れるスペースでした。少しスクリーンが小さいですが、まずまずの会場です。あとはスピーカーを少し大きいのを借りれたらいいと思います。中国医療研究協会の吉田久雄さんも実行委員の一人です。若干23歳の甲田崇恭さんはアグリィという会社の社長さんです。農業に関わる事業をしています。こんな人たちが、高崎上映実行委員のメンバーなのです。みんないい顔をしていました。12月14日の上映会が本当に楽しみです。

福井県福井市ビニールハウスで上映会 終了

2008年10月4日。 福井県福井市のビニールハウスの中で「空想の森」上映会。 40人のお客さんが見にきてくれました。 笑いやどよめきも随所で起こり、なかなかいい雰囲気の上映会でした。 企画してくれ玉井さん、義元さん、ありがとうございました。

2008年11月21日大阪ビジュアルアーツにて特別公開講座 終了

2008年11月21日(金) ビジュアルアーツ専門学校にて 田代陽子特別公開講座をやります。

会場 ビジュアルアーツ専門学本館4階 401教室 開場18:15 開演18:30 今回の大阪公開では、ビジュアルアーツのみなさんには、 大変お世話になっています。 本当にありがとうございます。

詳細はこちらまで http://diary.jp.aol.com/6bjmyu7/589.html 問い合わせ:06-6341-4407

福井 ビニールハウスでの上映会

義元孝司さん 2008年10月4日 福井県福井市黒丸町で農業を営む 義元孝司さんのビニールハウスの中で上映会をしました。 とっぷり日が暮れた午後6時半過ぎ、上映は始まりました。 虫の声もやんわりと聞こえるいい月夜でした。 ブドウ棚の下に、ブルーシートをしき、そこが客席でした。

40人ほどの方が集まってきました。 中には農業をしている方も多く、 おしゃべりや、どよめきや笑いのある上映会でした。

私を招いてくれたのは、「よろず道楽研究所」の所長の玉井道敏さん。

農業、米パン、ブドウもつくっていて、いづれは肉牛もやりたいという義元孝司さんでした。

私は玉井さんのお宅に2泊お世話になりました。 奥さんの美喜子さんとも色んな話をして、とても楽しかったです。 美喜子さんの手料理はおいしかった。

「会わせたい人が色々いるから。」と玉井さん。 上映翌日は一日車で私を色んな方に会わせにまわってくれました。

福井県の農林水産部の森本照美さんのお宅を訪ねました。

彼女の家で、若狭湾でとれた鯖で 昔ながらの方法でつくった「へしこ」を食べさせてもらいました。 鯖を塩漬けしてから、米ぬかにつけるここの昔からの食べものです。 この方法でつくっているのは、今では一軒だけだそうです。 現在は、若狭の近海で鯖がすっかりとれなくなってしまったこともあるそうです。

「打ち豆」といって、大豆をつぶして食べることも教えてくれました。 森本さんのお宅では、彼女のお父さんが、石臼で大豆を打つのだそうです。 それを味噌汁に入れたり、煮物に入れたりして食べるのだそうです。

「地がらし」も福井県で作られているものです。 少し分けてもらいました。

山の方で、6人ほどで自給自足で暮らしている 「萌叡塾」の谷崎さんを訪ねました。 製材所だった建物を改装した大きな家。

喫茶室は素敵でした。(cafe手の花) コーヒーは自家焙煎で道具は銅製品を使っていて、ほんといい空間でした。 私もそこでコーヒーを淹れたいと思いました。

ここでは6人が農業をしながら好きな手仕事をして暮らしていました。 目の前の田んぼで米をつくっています。 鶏は平飼い、ミツバチの箱も5箱ありました。 ビールもつくっていました。 燻製小屋もありました。

「毎日の食事こそおいしいものを食べたい、手を抜きたくないんだよね。」 と谷崎さん。 […]